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疲れた胃に優しい、蒸しタラと豆乳マッシュルームソースの簡単レシピ。【胃腸ケア/乾燥対策】

  • 2026.1.2

料理家・国際中医薬膳師のちづかみゆきによる、季節に合った、おいしくて身体にいい薬膳レシピをご紹介。

新しい年になりました。1年を始めるにあたり、今回テーマにしたのは「静かに整える」こと。年末からのイベントで高カロリーな美食三昧だったり、お正月にダラダラと食べ続けてしまったりと生活リズムの乱れもあって弱った胃腸を立て直したい。とはいえ元気に1年を始めるためにもしっかり気血を補っておきたい。また寒さや乾燥にも対策して冷えや乾燥肌、便秘など小さな不調もリセットしておきたい......こんな声を想像しました。

年明けで「よし!」と気合が入る人もいるのでしょうが、ここは身体を「変える」よりも「整える」ほうが良さそうです。そこでご紹介するのは「蒸しタラの豆乳マッシュルームソース」。ソースといってもさらりとした優しいスープ仕立てのようなもので、ごくシンプルな料理です。

タラは気と血の両方を補い、高タンパクにもかかわらず、低脂質な優秀食材。胃腸の働きも高めて食欲不振なときにも食べやすく、痰を排出します。マッシュルームも胃腸によく、痰を排出し、便秘の改善や解毒の働きも。タマネギはタラで補った気血を巡らせ、痰を排出。豆乳は虚弱体質や不摂生などによる慢性的な疲れを癒す働きがあり、こちらも痰を排出し、のどの痛みを鎮めます。身体を潤し、胃腸ケアにも◎。何度も出てきた「痰」とは身体の中にたまった余分な(粘り気のある)水分や老廃物のこと。代謝しきれない脂質や、血流・リンパの滞りなどのことも指します。胃腸が弱ったり、気血の巡りが悪いと生まれやすいため、この点でも胃腸の働きを高めておくことは重要です。

このように食材の力と蒸すという調理法で胃腸を労わりつつ気血を補い、出すべきものは出して、潤い補給。冷えに関してはまず温かいスープ(ソース)仕立てという点とナツメグ。おいしさと温めを同時にかなえますし、入れたほうが断然おいしいです。

さて、作るにあたってのポイント。このソースは煮込みません。そのため、タマネギはできるだけ細かいみじん切りにすること。そして分離しないよう豆乳は温める程度にとどめること。あとはタラの加熱しすぎに気を付けて。煮込まなくてもマッシュルームからしっかりと旨味がでて、びっくりするほどおいしく仕上がるはずです。

蒸しタラの豆乳マッシュルームソース

【材料】(2人分)生タラ(切り身)2切れホワイトマッシュルーム100g(4~6個)タマネギ1/8個<A>白ワイン大さじ2水大さじ2~3ローリエ1/2枚エクストラバージンオリーブオイル大さじ2豆乳(成分無調整)150ml塩1~2つまみ白コショウ少々ナツメグ少々

【作り方】1. タラは分量外の塩少々をふって10分ほど置き、水分を拭く。マッシュルームは石づきを落とし、薄切りする。タマネギは細かいみじん切りにする。2. フライパンにAを入れて中火にかけ、沸いたらタラを並べ、ふたをして中弱火で(タラの厚み次第で)5~7分ほど蒸し、取り出して保温する。3. 小鍋にオリーブオイルとタマネギを入れ、弱火で軽く炒める。タマネギが透き通ってきたらマッシュルームを加え、しんなりするまで軽く火入れする。豆乳を加えて沸騰させないよう温め、塩、コショウ、ナツメグを加えて味を調える。4. うつわにタラを盛り、温かいソースをそっとかける。お好みでナツメグや白コショウ少々をふる。

 

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