夫「働いてないから、これで十分だろ」働けない私に経済的制限をしてきた元夫→大成功した私に元夫驚愕

結婚生活のなかで、お金のことで傷ついた経験はありませんか。今回ご紹介するのは、体調を崩して働けなくなった時期に、夫から経済的な制限を受けていた女性のお話。苦しみのなかで離婚を選び、その後、自分の力で人生を切り開いていった彼女の体験をお届けします。

私は結婚3年目に体調を崩し、仕事を辞めざるを得なくなりました。医師からは「しばらく安静に」と言われ、働きたくても働けない状態が続いたのです。そんな私に対して、夫は冷たい態度を取るようになりました。

「働いてないんだから、これで十分だろ」

夫が渡してくる生活費は、食費と日用品を買うのがやっとの金額。病院代や自分の必要なものを買う余裕はほとんどありませんでした。

何かをお願いすると「俺が稼いだ金だ」と言われ、私は次第に自分の存在価値を見失っていったのです。

そんな生活が2年ほど続いたある日、私はふと気づきました。このままでは心も体も壊れてしまうと。夫に何度か話し合いを求めましたが、状況が変わることはなく、私は離婚を決意しました。

周囲からは「体調が悪いのに大丈夫？」と心配されましたが、むしろこの環境から離れることが回復への第一歩だと感じていたのです。

幸い、実家の両親が受け入れてくれたこともあり、私は新しい生活をスタートさせることができました。少しずつ体調も回復し、自分の時間を取り戻していく日々が始まったのです。

実家で療養しながら、私は将来のことを考え始めました。すぐにフルタイムで働くのは難しい。でも、何か自分にできることはないだろうか。

そう思っていたとき、たまたま手に取った本。

勉強しながら少しずつ始めてみることに。わからないことだらけでしたが、地道に知識を積み重ねていきました。

諦めずに続けた結果、数年後には安定した収益を得られるように。気づけば、会社員時代の収入を大きく超える成果を出せるまでになっていたのです。

ある日、偶然街で元夫とすれ違いました。彼は私の身なりや雰囲気が変わっていることに気づいたようで、驚いた表情を浮かべていました。

けれど、私はもう過去にとらわれるつもりはありません。あの苦しかった日々があったからこそ、今の自分がいる。そう思えるようになりました。

（30代女性・フリーランス）

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

（ハウコレ編集部）