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狩猟は1日何頭まで?【クマ、野生動物クイズ#3】奥深い狩猟免許の世界

  • 2025.12.28

狩猟は1日何頭まで?【クマ、野生動物クイズ#3】奥深い狩猟免許の世界

テレビのニュースで「クマ出没」「農作物被害」という言葉を耳にするたび、不安になる——そんな思いはありませんか。実は、こうした野生動物問題の最前線に立っているのが「狩猟免許」を持つ人たちです。特別な世界と思われがちな狩猟ですが、50代から始める女性も少しずつ増えています。知られざる狩猟免許の世界を、その資格試験の模擬問題から、ひもといてみましょう。

狩猟は1日あたり何頭(何羽)までできるの?

環境大臣が定めた「1日あたりの捕獲数の制限」について、次の記述のうち正しいものはどれか。

ア . ニホンジカは、2頭までである。
イ . ヤマドリおよびキジは、合計して2羽までである。
ウ . エゾライチョウ、5羽までである。

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ニホンジカやクマなど、一部の鳥獣は捕獲すると報奨金がもらえるのをご存知ですか?
とはいえ、乱獲防止のために1日あたりに狩猟で捕獲できる上限も決まっているのではないでしょうか?
答えはどれ?!

ニホンジカの捕獲上限数はない


ア :平成29年度以前までニホンジカ(メス)には捕獲数制限がありましたが、現在(令和7年度)では撤廃されています。
ウ :エゾライチョウの捕獲数制限は、1日2羽までです。

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令和7年度時点でニホンジカの捕獲上限数はありません。これはニホンジカの個体数が増加し、生態系への影響や農作物被害が軽視できないからなのですね。

出典/『狩猟免許試験【第一種・二種銃猟】 筆記試験・実技試験対策』 チカト商会(刊)

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