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井上尚弥、来年注目の中谷潤人に勝利で「PFP首位浮上の可能性」 “年間4戦”の過密日程も「極めて重要」と米メディア分析

  • 2025.12.23
井上尚弥 © Lemino/SECOND CARRER/NAOKI FUKUDA
SPREAD : 井上尚弥 © Lemino/SECOND CARRER/NAOKI FUKUDA

米スポーツ専門局『ESPN』は22日、「ナオヤ・イノウエは依然として高い位置にいるが、懸念材料は潜んでいるのか?」と題した記事を公開。27日にアラン・ピカソ(メキシコ)とサウジアラビア・リヤドで対戦する、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)について特集している。
記事では、井上の2025年の活躍を振り返るとともに、来年の実現が期待される前WBC&IBF世界バンタム級統一王者・中谷潤人(M.T)との一戦にも注目を寄せている。

■ピカソ戦へ向けても自信

井上は2025年に入り、1月にキム・イェジュン(韓国)、5月にラモン・カルデナス(アメリカ)、9月にムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)を下し、戦績を31勝(27KO)とした。そして、今季4戦目となるWBC同級2位・ピカソとの対戦が27日に予定されている。
『ESPN』は今回の特集で、「ナオヤ・イノウエの多忙なスケジュールは、2026年に予定されているジュント・ナカタニとの“メガファイト”に勢いをつけるうえで極めて重要だ」と報道。1年4試合という過密日程が、来年5月にも実現が期待される中谷戦に向けて、大きな弾みになると論じている。
スケジュール面での不安はありながらも、「イノウエにとって、今年の過密スケジュールは完璧だった」と評価。井上本人の言葉として、「自分は格闘技が好きで、一歩一歩キャリアを積み重ねていきたい。だからこそ、4試合を戦うことにした」「(中谷との試合前に、)1年で4戦できたことは自分にとって非常に大きく、意義がある」とコメントを紹介している。
さらに記事では、来年の中谷戦で井上が勝利すれば、「パウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超えた最強ランキング)で首位に躍り出る可能性がある」と指摘。ボクシング界で“最強”の座をつかむチャンスだとしている。
直近のピカソ戦に向けては、「この階級では自分が最強だと思う」と自信を口にする井上。年内最終戦で快勝し、来年の中谷戦に向けた流れをつくれるかに注目が集まる。

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