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【品薄状態】「ボンボンドロップシール」欠品相次ぎ全国のパパママがパニック!!  クリスマス前の争奪戦、その正体とは

  • 2025.12.21
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「サンタさんにお願いした」の一言で始まった悲劇

「本物のボンボンドロップシールをサンタさんにお願いしたよ!」

友人の子供がそう言い放った瞬間、彼女の戦いが始まりました。

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— ボンボンドロップシール【公式】 (@bonbon_drop) December 16, 2025

友人はかわいい子供たちのために、知っている限りの雑貨店、キデイランドや東急ハンズ、ロフトなどの文房具コーナーを徘徊するも全滅…。最終的に、地元のイオンに開店前から並んで、なんとかゲットしたそうです。

しかしこれはまだいい例です。筆者の周辺のパパママさんたちからは、ボンボンドロップシールに困惑する〝悲劇の声〟が聞こえてきます。「どこも売り切れだった…」「どこに売ってるの…」という声に加え、「本当に存在するの?」という声まで。クリスマス前の親たちの悲鳴がつらい…。

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かわいすぎるって罪ですよね…。

そして我が家も他人事ではありません。子供たちから「本物のボンボンドロップシールがほしい!!!」と連日ねだられる日々。

ネットではまったく買えないので、「ボンボンドロップシールはないかもしれないけど、ほかのシールがあるかもよ」と、街の文具店に向かうと、なんと店頭のシールラックにはシールがなく「お一人様、1シートまで」という張り紙だけ…。店員さんに聞いたところ、ボンボンドロップシールに限らず立体シールがすべて売り切れてしまったそうで、「平らなシールならあるよ…」と申し訳なさそう。

全国のほかの文房具店のシール売り場も、こんな風に非常事態になっているのでしょうか…。

そもそも「ボンボンドロップシール」って何?

ボンボンドロップシールとは、大阪に本社を置くクーリア社が商標登録しているシールで、ぷっくりつやつやした立体的なフォルムが最大の特徴です。たまに、ボンドロと呼ぶこともあるようです。すみっコぐらし、ちいかわ、スヌーピーなど人気キャラクターのデザインが次々と登場し、そのかわいさとフォルムが子供たちの心をつかみました。

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こちらは今年の夏に登場した、すみっコぐらしのボンボンドロップシール。

結果、シール交換に火がつき、空前のブームに。あまりの人気ぶりに模造品まで出回る始末です。

昔も今も、シールは永遠

振り返れば、筆者が子供のころも「チャーミングシール」というぷっくりシールがありました。耳に貼るとピアスみたい、と大人気で、みんなで買い集めては交換していたものです。

実家の棚をあさると、当時のシールがたくさん出てきたので子供たちに渡したところ、「これじゃない!!」と一蹴されました。でも、結局ちゃっかり自分たちのコレクションに加えていましたが…。

シール収集と交換のブームは、いつの時代も女子なら必ず通る道。小学生はかわいい文具が大好き(最近は女子に限らず男子も)…これは不変の真理です。

SNSには親たちの”愛と涙”が溢れている

SNSの反応を見ると、全国のパパママさんたちの必死さと愛情が溢れていました。

「娘のために開店ダッシュを覚悟して店に行ったけど、シールコーナーでの揉み合いが怖くて諦めた」という声や、「紙とテープで手作りのシール帳とボンボンドロップシールを作っている娘に、本物を買ってあげたい」という切実な願い。

抽選販売の告知には「今度こそ父ちゃんがヒーローになる!」「娘よ、父ちゃん当てるぞ!」と意気込む父親たちのコメントが殺到。孫のために奮闘するおじいちゃん、おばあちゃんの姿も。

一方で、メルカリで「海外製品」として出品されているシールについて「本物か聞いたらブロックされた」という情報共有や、「サンタさんにリクエストされたけど手に入らないから、とりあえず類似品を買った」という苦肉の策も。

ブームはまだまだ続きそうですが、年明けくらいからは少しずつ各店舗への入荷が増え、品薄状態も解消されていくと見られています。

それまでは…頑張れ、全国のサンタ…ならぬママパパさん!

ライターコメント

かつては、どんなメーカーのシールでも「かわいければOK」でした。でも今は「ボンボンドロップシールがいい!」と誰かが言えば、その人気は加速度的に広がります。特定ブランドへの集中、それがSNS時代の特徴なのかもしれませんね。

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