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【美容医療】女性は「豊胸」が急浮上、では男性の1位は? 「ヒゲ脱毛」かと思いきや…男女共通でトップを独占した“顔のパーツ”

  • 2025.12.20

“男女共通”で人気の美容医療について

“男女共通”で人気の美容医療について
“男女共通”で人気の美容医療について

国内最大級の美容医療口コミ・予約アプリ「トリビュー」が、2025年の美容医療人気施術ランキングおよび2026年のトレンド予測を発表しました。全体的な傾向として、今年は「日常に取り入れやすい施術」が支持を集め、劇的な変化よりも「自然な変化」を求めるニーズが継続していることが明らかになりました。

女性の外科系施術ランキングでは、1位「二重埋没」、2位「糸リフト」、3位「顔の脂肪吸引」がトップ3を占めました。いずれも顔の雰囲気を大きく変えすぎず、垢抜け感を出せる施術です。注目すべきは、昨年は圏外だった「シリコンバッグ豊胸」が9位にランクインした点です。かつてはハードルが高いイメージがありましたが、技術の進化で自然な仕上がりが可能になったことや、SNS等で口コミや症例画像が可視化されたことで、心理的なハードルが下がっていると分析されています。女性の皮膚科・注入編では、1位「エラ・小顔ボトックス」、2位「肩ボトックス」、3位「光治療」という結果でした。たるみ改善ニーズの高まりが見て取れました。

一方、男性のランキングでは驚きの結果が出ています。まず外科系ランキングを見てみると、トップ3は以下の通りとなりました。

なんと、女性のトップ3と全く同じ顔ぶれとなったのです。「男性もパッチリ二重になりたい」「シュッとした輪郭になりたい」というニーズは、もはや女性だけのものではありません。自然な変化を求める美意識の“ジェンダーレス化”が、数字の上でも明確になりました。 なお、男性特有の傾向として「お腹の脂肪冷却」が9位にランクインしており、運動よりも手軽にボディラインを整えたいという願望も伺えます。

さらに、男性の「皮膚科・注入系ランキング」の結果も、時代の変化を象徴しています。男性美容の入り口とされる「顔の医療脱毛(ヒゲ脱毛)」は3位。これを抑えて1位になったのは「エラ・小顔ボトックス」、2位は「ニードルRF(ポテンツァなど)」でした。単にムダ毛を処理するだけでなく、輪郭を整えたり、肌質そのものを改善したりするニーズが上回った形です。「清潔感」の定義が、ヒゲがないだけでなく、小顔や美肌にまで拡張していることが読み取れます。

同社は2026年のトレンドとして、たるみ改善ニーズのさらなる高まりを予測しています。特に注目されているのが、肌質そのものを底上げする「肌育注射」です。施術数はこの1年間で100倍以上に急増しており、来年はさらに広がると見込まれています。また、男性の美容医療についても、「特別なもの」から散髪やスキンケアと同じ「日々のメンテナンス(身だしなみ)」として定着していくと予測されています。

(LASISA編集部)

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