クリスマスディナーの主役に…「牛すじ」大抜擢!?ワイン＆トマトで煮込めばホロトロ豪華♪【農家直伝】

今年のクリスマスディナーは「節約」しつつ「豪華」に決めませんか？というわけでご紹介するのは、鹿児島県の農家に教わった「牛すじ肉のワイントマト煮」。え、牛すじでおもてなし？と侮るなかれ。トマトとワインでコトコト煮込めば、お店みたいな「ホロトロ濃厚」な絶品メインが完成します！下処理だけ頑張れば、あとは鍋にお任せ。初心者でも失敗知らずの「牛すじ肉のワイントマト煮」で、今年の聖夜は決まりっ♪

安くてリッチな味♡「牛すじ肉のワイントマト煮」

材料（4人分）
牛すじ肉…400g
塩…20g
玉ねぎ…1個
にんじん…1本
トマト缶（カット）…400g
にんにく…1～2片
コンソメ（固形）…2個
ワイン （白・赤）…各150ml
オリーブオイル…大さじ2
オイスターソース…大さじ1
パセリ…適量
粗挽き黒こしょう…適量

作り方
1. 牛すじ肉を3～5cm角に切って、塩20gをもみ込み3時間おく。

2. 牛すじの下処理をする。鍋にたっぷりの湯（分量外）を沸かす。煮立ったら牛すじ肉を入れて、表面が白くなるまで3分ほど茹でる。ザルに上げて、流水でもみ洗いをする。

元レシピでは圧力鍋を使用していますが、今回は普通の鍋で作ります。
下処理が完了したら、かぶる程度の水（分量外）を加えて、1時間ほど下茹でをして煮汁の中で冷まします。

使用するのは牛すじのみですが、煮汁はカレーなどの煮込み料理に使えるので、捨てずに活用してくださいね。

3. 玉ねぎ、にんじん、にんにく、パセリをみじん切りにする。

4. 鍋にオリーブオイルを入れ、にんにくを香りが立つまで炒めて、玉ねぎ、にんじんを加え、中火で10分炒める。

5. 2の牛すじ肉を4の鍋に入れ 、トマト 、赤ワインと白ワイン、コンソメを入れて沸騰したら弱火で20～30分煮込む。

アクが出てきたら、取りましょう。



6. 5にオイスターソースを入れ、粗挽き黒こしょうで味を調える。

お肉がまだ硬い場合は、一度冷ましてから再度、火を入れてみてくださいね。短時間でも“煮込んで冷ます“を繰り返すことで、牛すじの繊維が柔らかくなります。

7. 器によそい、パセリを散らす。

完成です。
すごーい、見た目も豪華でレストランで出てくる料理みたい！

はぁぁ…うっとり♡この画像、スマホの待ち受けにしようかな♡（本気）

それでは、いただきまーす。
パクっ…はい、ガッツポーズ！もーね、牛すじホロホロ♡赤と白のダブルのワインで煮込んでいるので、重厚な風味に牛すじの旨味が溶け込みまくり～。野菜の甘味とトマトの酸味で後味はあっさりしてるので、いくらでも食べられます。
下処理をしっかりしたおかげで臭みもなく、トロトロに仕上がりました。

今までトマト煮込みは何度か作ったことがありますが、牛すじを使うことでこんなにも味に深みが出るとは思いませんでした。最後に入れたオイスターソースも縁の下の力持ち的存在なので、ここはマストでお願いします♪

今年のクリスマスはおうちで「牛すじ肉のワイントマト煮」を作って、楽しんでみてはいかがでしょう。

★今回のレシピは、鹿児島県 JAあいらの広報誌「あいら」2023年6月号「AIRA KOMACHI Cooking」より、鹿児島黒牛を飼育している中村和志さん(霧島市隼人町)からのご提供でした。ぜひ、こちらもご覧ください。
https://ja-aira.or.jp/wp-content/uploads/2023/06/magazine2306.pdf