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冨安健洋の獲得で堪忍袋の緒が切れた!?アヤックスのスカウト部長の退任要因と現地情報通が持論

  • 2025.12.20

オランダの名門アヤックスと今シーズン末までの契約を結んだ日本代表DF冨安健洋。

27歳の冨安は188センチの長身でフィジカルと技術を併せ持つ大器だ。ただ、近年は度重なる怪我に苦しんでおり、最後にプレーしたのは1年以上前の2024年10月。そのためコンディション面が不安視されている。

日本代表DF板倉滉も所属するアヤックスは、今シーズン低迷しており、ジョン・ハイティンハ監督はわずか13試合で解任された。板倉の獲得にもかかわったテクニカルディレクターのアレックス・クロースは後任が決まり次第、退任する見込み。

また、今月16日にはスカウト部長だったケルヴィン・デラングも来年1月1日付での退任が発表された。

同氏の退任には冨安の獲得がかかわっているという見方もあるようだ。

アヤックス通のマイク・フェルウェイは、『De Telegraaf』のポッドキャストでこんな話をしていたという。

「この日本人選手については、当然ながら非常に批判的な疑問が投げかけられた。最終的には『本当にそう望むならそれでいい』ということだった。

デラングにとって我慢の限界だった。『自分の言うことに耳を傾けてくれないなら、何か他のことをしなければならない』と。

(デラングは自分が次期テクニカルディレクターに適任と考えていたが)アヤックスはその立場には若すぎると考えており、それを望んでいなかった。ジョルディ・クライフのアシスタントにはなると考えられていたが、大局的な判断がデラングにアヤックスを去ることを決断させた」

デラングは冨安の獲得に否定的だったが、それが受け入れられなかったために、クラブを去る決断を下した可能性があるとのこと。

なお、オランダのレジェンドである故ヨハン・クライフの息子であるジョルディ・クライフは、アヤックスの次期テクニカルディレクター候補に挙げられている。

筆者:井上大輔(編集部)

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