1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【ティファールvsスタプロ1100円】「取っ手が取れるフライパン」を比較レビュー! 価格差5倍の“差”はあるか

【ティファールvsスタプロ1100円】「取っ手が取れるフライパン」を比較レビュー! 価格差5倍の“差”はあるか

  • 2025.12.18

本体も取っ手も1100円! 驚異のコスパ

スタンダードプロダクツ「取っ手が取れるフライパン」を使ってみた
スタンダードプロダクツ「取っ手が取れるフライパン」を使ってみた

キッチンツールの定番「取っ手が取れるフライパン」。収納しやすく、そのまま食卓に出せる便利さは一度使うと手放せません。

しかし、どんなに高価なブランド品でも、フッ素などのコーティングはいずれ劣化するもの。「高いものを買って長く使う」か「安いものを頻繁に買い替える」か、悩ましい問題です。

そこで今回は、ダイソーが展開するおしゃれブランド「Standard Products(スタンダードプロダクツ)」で販売されている激安アイテムを導入。手持ちの「ティファール(T-fal)」と比較検証してみました。

購入したのは以下の2点。

「取っ手が取れるフライパン(24cm、ダイヤモンドコーティング、IH対応)」/¥1,100(税込み)
「取っ手が取れるフライパン(24cm、ダイヤモンドコーティング、IH対応)」/¥1,100(税込み)

・取っ手が取れるフライパン24cm(税込み1100円)

「取っ手が取れるシリーズ用ハンドル」/¥1,100(税込み)
「取っ手が取れるシリーズ用ハンドル」/¥1,100(税込み)

・取っ手が取れるシリーズ用ハンドル(税込み1100円)

合計2200円でセットが揃います。

ティファールの「インジニオ・ネオ」シリーズの場合、実勢価格でハンドル単体が約2500円、フライパン本体が4000~5000円ほど。

価格差は歴然で、フライパン本体に至っては約4~5倍の開きがあります。これならコーティングがダメになっても、躊躇(ちゅうちょ)なく買い替えられそうです。

操作性は「ティファール」の圧勝

ティファールのハンドル(写真:左)との差は結構あります。
ティファールのハンドル(写真:左)との差は結構あります。

実際に使い比べてみて、一番大きな差を感じたのは「ハンドル(取っ手)」の操作性でした

●ティファール取り付けは「握るだけ」。取り外しは「裏側のボタンを押すだけ」。直感的で、調理中に誤って外れる心配も少ない設計です。

●スタプロ取り付けは「レバーをスライド」。取り外しは「レバーを戻してボタンを押す」という2ステップ。安全に配慮された構造ですが、調理中にハンドルの表面にあるレバーに手が触れやすく、「うっかりレバーを動かしてしまいそう」という不安が少し残りました。

結論!消耗品と割り切るなら「アリ」

コーティングの耐久性は価格に比例する部分もありますが、それでも価格差ほどの寿命差(4~5倍)があるかというと、そこまでではないでしょう。

「ダメになったら即買い替え」というサイクルで回すなら、スタプロのコストパフォーマンスは圧倒的です。

ハンドルの使い勝手にはやはり値段なりの差がありましたが、慣れれば問題ないレベル。

何より、統一感のあるシンプルなデザインでキッチンがすっきりするのは大きな魅力です。

「フライパンは消耗品」と割り切る派の方にとって、スタプロはかなり有力な選択肢になるはずです。

(千秋)

元記事で読む
の記事をもっとみる