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「泡立て器がジャマ」問題についに終止符!ダイソーの“謎の棒”が天才的すぎた…220円でキッチン収納が劇的スッキリ

  • 2025.12.17

泡立て器(ホイッパー)ってジャマじゃない!?

【今回のレビュー】ダイソーの「ステンレス泡立て器」/税込み220円
【今回のレビュー】ダイソーの「ステンレス泡立て器」/税込み220円

ターナーやレイドル(おたま)、スパチュラなどの基本的なキッチンツールの中で、もっとも収納の邪魔になるアイテムといえば、間違いなく「泡立て器(ホイッパー)」でしょう。あの膨らんだ先端部分が、引き出しの中で他のツールと絡まったり、開閉の邪魔になったり……。使用頻度はそれほど高くないのに、大きな収納スペースを占領する“困ったちゃん”です。

そんな長年の悩みを解決してくれるアイテムを、100円ショップのダイソーで発見しました。 その名も「ステンレス泡立て器」(税込み220円)。一見すると泡立て器には見えない、謎の形状をしたツールの実力を検証します。

先端に「謎の玉」がついた棒。これが泡立て器?

この状態で泡立て器だと考える人のほうが少数派でしょう。
この状態で泡立て器だと考える人のほうが少数派でしょう。

売り場で見つけた時、最初はそれが泡立て器だとは気づきませんでした。 直径約2cm、長さ約10cmのステンレスの柄から、8本の細い棒が伸びており、その先には直径8mmほどの金属製の玉が付いています。まるで魔法のステッキか、マッサージ器具のような見た目です。

しかし、柄の部分をスライドさせて引き伸ばすと、収納されていたステンレスの棒が広がり、全長約30cmの立派な泡立て器に変身! 先端についた重みのある玉が遠心力を生み、効率よくかき混ぜられる仕組みのようです。

収納時のサイズは直径約3cm、長さ約23cm。これなら引き出しの隙間にスッと入りますし、ターナーやおたまよりも場所を取りません。

卵料理には最適! 「洗いやすさ」も高評価

オムレツ用の卵をかき混ぜるには十分。
オムレツ用の卵をかき混ぜるには十分。

実際に使ってみました。

本格的なメレンゲ作りなどは電動ミキサーに任せるとして、手動の泡立て器に求められるのは「卵を溶く」「ホットケーキやたこ焼きの生地を混ぜる」といった日常的な作業です。

まずはオムレツ用の卵。先端の金属玉の重みのおかげで、想像以上にリズミカルにかき混ぜることができます。菜箸を数本使って混ぜるよりも断然早く、白身もしっかり切れました。

たこ焼きの生地をかき混ぜたところ。少しダマが残ります。
たこ焼きの生地をかき混ぜたところ。少しダマが残ります。

続いて、たこ焼きの生地(粉もの)。こちらも問題なく混ざりましたが、完全にダマを消すのは少し難しい様子。とはいえ、家庭で楽しむ分には十分なレベルです。

特筆すべきは「洗いやすさ」です。

一般的な泡立て器はワイヤーが交差する部分に汚れが溜まりがちですが、これは構造がシンプルなのでスポンジで一本一本きれいに洗えます。これは地味ですが大きなメリットです。

使用上の注意点は「玉の脱落」

非常に便利なアイテムですが、注意点もあります。

パッケージや本体のシールには、「使用後は先端のボールが脱落していないか必ずチェックしてください」と大きく記載されています。万が一、調理中に外れて食材に混入すると大変です。使用前後の確認は習慣にした方が良さそうです。

何度買い替えてもしっくりこなかった「泡立て器の収納問題」。 たった220円で、キッチンの引き出しが劇的にスッキリする快感を、ぜひ味わってみてください。

(千秋)

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