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“NEW_”の先に続く道へ。【SEVENTEEN】東京ドーム公演で示した無限の可能性をレポート!

  • 2025.12.17

13人組グループ・SEVENTEENが、12月11日・12日の2日間にわたり『SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPAN』東京ドーム公演を開催した。現在は4人のメンバーが入隊中のため、今回は9人体制でのワールドツアーとなったが、その存在感と完成度は健在。ソロステージやユニット曲も織り交ぜながら、それぞれの個性が際立つパフォーマンスで、CARAT(ファンネーム)を熱狂の渦へと導いた。

本記事では、東京ドーム公演の最終日となった12月12日のステージをレポートします。


ド派手な登場に会場のボルテージは最高潮!

(P)&(C) PLEDIS Entertainment)

東京ドームを埋め尽くしたCARAT(ファンネーム)の期待が最高潮に達するなか、幕開けを飾ったのは、スポーツカーを自ら運転して登場したMINGYU(ミンギュ)とJUN(ジュン)。あまりにもスタイリッシュで大胆な演出に、会場からは悲鳴にも似た大歓声が巻き起こった。

その熱気を引き継ぐように、センターステージからTHE 8(ディエイト)、花道からSEUNGKWAN(スングァン)とDK(ドギョム)、センターステージ脇からVERNON(バーノン)とJOSHUA(ジョシュア)、さらに花道からDINO(ディノ)が次々と姿を現し、迫力あふれるダンスブレイクを披露。会場のボルテージは一気に引き上げられた。

そしてラスト、メインステージにリーダーのS.COUPS(エスクプス)が登場すると、場内の熱気は最高潮に。全員がメインステージに集結し、デビュー10周年を記念したアルバム『HAPPY BURSTDAY』のリード曲『HBD』で、ついにライブがスタートした。

続いて披露されたのは、同アルバムのタイトル曲『THUNDER』。中毒性の高いEDMサウンドに、「ALO ALO」というキャッチーなフレーズが重なり、CARATの力強い掛け声がドーム中に響き渡る。会場は一体感に包まれ、熱狂の渦へと引き込まれていった。

モノトーンで統一された衣装は、メンバーそれぞれのスタイルとビジュアルを際立たせ、ステージ上で放たれるきらめきはあまりにも眩しく、視線を奪われるばかりだった。

「13人また集まったら日産スタジアムに行かないとね」「国立競技場も行きたい!」

(P)&(C) PLEDIS Entertainment)

MCでは、結成10周年を迎えてのワールドツアーということもあり、メンバーそれぞれが思い出を語る場面も。MINGYU(ミンギュ)は「日本でライブをすると、昔の曲をよく思い出す」と振り返り、そこから当時のエピソードが次々と飛び出した。

DINO(ディノ)は「当時は東京ドームに立つことが夢だったけど、今はこうして本当に立っています!」と、夢を叶えた喜びを満面の笑みで表現。

さらにリーダーのS.COUPS(エスクプス)が「また13人が揃ったら、次は日産スタジアムに行かなきゃね」と口にすると、MINGYUをはじめメンバーたちが声をそろえて「行きたーい!」と即答。S.COUPSは続けて「国立競技場でもやりたいし、もっと大きな会場があれば、そこでもライブをしたい」と語り、未来への夢とCARATへの約束を交わした。

SEVENTEENとCARATの強い絆を改めて感じさせる、温かな時間。これから彼らがどんな景色を見せてくれるのか、期待は高まるばかり。

会場の5万人のCARATと大合唱『ひとりじゃない』

(P)&(C) PLEDIS Entertainment)

ライブ終盤に披露されたのは、日本語オリジナル曲『ひとりじゃない』。コロナ禍で人と自由に会えなかった時期に生まれたこの楽曲は、ポップで爽やかなサウンドに「離れていても心はつながっている」という想いを込めた、温かなメッセージソングだ。

この日、東京ドームに集まったCARATも一緒に歌声を重ね、会場は自然と大合唱に。5万人規模の大空間で、メンバーとCARATの息が完璧に合う光景は圧巻で、その一体感に何度も心を打たれた。

結成10年という時間を重ねてきたSEVENTEENと、変わらず支え続けてきたCARAT。その強い絆をはっきりと感じさせる、忘れがたいラストシーンとなった。

『SEVENTEEN WORLD TOUR [NEW_] IN JAPAN 』

今回の公演は、9月に韓国・仁川で幕を開け、北米、アジアへと展開してきたワールドツアーの日本公演。11月27日にバンテリンドーム ナゴヤ(愛知)でスタートし、愛知・大阪・東京・福岡の4都市で全10公演が予定されています。

ツアータイトルの[NEW_]には、SEVENTEENがこれから挑む“新たなフェーズ”への意思が込められています。「新しい」を意味する「NEW」の先にあえて空白(_)を置くことで、彼らの可能性がこれからも無限に広がっていくことを象徴。ポスターに描かれた、道を自由に歩み出すメンバーの姿も、SEVENTEENが次なる旅路へ踏み出すことを予感させるビジュアルとなっています。


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