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U-NEXT配信『ラブ ミー』3組のカップルが紡ぐそれぞれの「愛」とは?

  • 2025.12.16

新作ドラマ『ラブ ミー』(U-NEXTで配信予定)が、6人の男女を通じてそれぞれ異なる「愛」の意味を描き出す。

同作は、ごく普通の家族が、様々な形の愛情を通して一歩ずつ前進していく姿を映し出す、心温まるヒューマンラブストーリー。

家族を失った喪失と孤独を抱えて生きるソ・ジュンギョン(演者ソ・ヒョンジン)、ソ・ジンホ(演者ユ・ジェミョン)、ソ・ジュンソ(演者イ・シウ)が、チン・ジャヨン(演者ユン・セア)、チュ・ドヒョン(演者チャン・リュル)、チ・ヘオン(演者ダヒョン)と出会い、人生と人間関係の中で愛と向き合う。その感情をどう受け止め、どのような選択をするのかによって、まったく異なる愛の表情が描かれていく。

(画像=JTBC)

産婦人科医であり、満たされているように見える日常の裏で深い孤独を抱え続けてきたジュンギョンを演じるソ・ヒョンジンは、「愛とは選択であり、信頼だと思う」と語る。

7年前、母の事故以降、簡単には心を開けなくなったジュンギョンだが、一度選んだ感情からは逃げず、信じてみようとする。その姿勢こそが彼女なりの愛のかたちであり、迷いながらも最終的には選択し、その選択に責任を持つ人物像である。

ジュンギョンの隣人で、業界でも評価される音楽監督ドヒョンにとっての愛は、孤独に沈むジュンギョンを日常へと引き戻し、平凡な時間を共に過ごすことだ。

チャン・リュルは「仕事を終えて帰ってきたとき、温かい食事と安らげる空間で迎えてくれる人。喜びも悲しみもすべて隠さず受け止め合える人。安心して休める“家”と、ぬくもりある家族を感じさせてあげたい存在」と語り、ドヒョンの愛を言葉にした。

(写真=JTBC)

一方、ユ・ジェミョンは自身が演じるジンホの愛について「申し訳なさから始まるが、ジャヨンと出会うことで、誰かに愛されるに値する男だと気づいていく」と説明した。

町内センターの所長として、疲れ切った人生を笑顔で覆い隠してきたジンホは、自分を愛してくれた家族や妻に対して常に後ろめたさを抱えている人物だ。しかしジャヨンとの出会いを通じ、「愛されてもいい存在なのだ」と自覚する。

ユ・ジェミョンは「失敗し、後悔しながらも毎日を生き抜くように、ジンホの愛もまた、日々を愛し続ける現在進行形のものだ」と語った。

社交的なガイド、ジャヨンを演じるユン・セアは、「互いに生きて存在し続けること、そのために最善を尽くすことが愛だ」と表現する。感情を隠さず、関係から逃げないジャヨンは、大げさな言葉ではなく、態度と継続的な待ち続ける時間によって愛を証明していく人物である。

(写真=JTBC)

ジュンソは、明確な目標もないまま大学院へ進学し、ロマンを夢見る一見未熟な若者だが、その内面には不安定な家庭環境と不透明な未来への深い葛藤がある。

そんな彼をそのまま受け入れ、存在そのものを肯定するのが、10年来の友人ヘオンである。イ・シウは「ジュンソにとって愛とは“友だち”だと思う」と語り、互いを変えようとするのではなく、隣に留まり続け、ありのままを受け止め合う関係性だと説明した。

ヘオン役のダヒョンは、ヘオンにとっての愛を「変わらず温かな心で、相手のそばに居続けること」と解釈する。

出版社の編集者として働きながら小説家という夢を黙々と追い続けるヘオンは、幼稚園時代から共に育ってきたジュンソの不安を受け止め、勇気を与える存在だ。

ダヒョンは「派手な感情よりも、つらく、心が揺れる瞬間にも同じ場所で待ち続ける気持ちこそが、ヘオンの愛の本質だ」と強調した。

(写真=JTBC)

制作陣は「『ラブ ミー』は“愛とは何か”という問いに、ひとつの答えを提示する作品ではない。それぞれ異なる人生を歩んできた人物たちが、異なる場所で愛を学んでいく過程を描いている。同じ家族であっても、同じ関係であっても、愛のかたちや速度はすべて異なる。彼らが語る多様な愛の言葉と表情の中に、視聴者自身の経験や感情を自然と重ねてほしい」と伝えた。

日本では、U-NEXTにて韓国放送と同日の12月19日(金)より独占配信される。

(記事提供=OSEN)

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