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生理前に増える体重は“落とすタイミング”が鍵。無理なく体重を戻す「簡単ダイエット」のコツ

  • 2025.12.14

生理前になると、顔がむくんだりお腹まわりが急に重く感じたりして、「また太った…」と落ち込む瞬間があるはず。実際には脂肪が増えたわけではないのに、体重が増えることで焦りが生まれ、無理な食事制限に走ってしまう人も少なくありません。本当に大切なのは、生理周期の中で“落としやすいタイミング”を理解し、その波を上手に使うこと。そこで今回は、生理前の体重変動の仕組みと、無理せず戻していく「簡単ダイエット」のコツを紹介します。

生理前に太ったように感じるのはホルモンの影響

生理前に体が重く感じる大きな理由は、ホルモンバランスの変化にあります。特に黄体期と呼ばれる時期は水分をため込みやすく、腸の動きもゆっくりになることから、お腹まわりが張ったり体重が一時的に増えたりします。この変化は自然なもので、決して脂肪が急増しているわけではありません。

生理前に増える体重は“落とすタイミング”が鍵。無理なく体重を戻す「簡単ダイエット」のコツ

それを理解しないまま「また太った」と思い込むと、必要以上にストレスを抱えてしまい、食欲が乱れやすくなることも。まずは“生理前は体重が増えるもの”と割り切ることが、無理なくダイエットを続ける第一歩です。

実は“生理後の1週間”が最も落としやすい時期

体重を戻したいときに意識したいのが、生理が終わった直後の1週間。この時期は体が軽くなりやすく、むくみが自然と引き、代謝も上がりやすくなります。生理前に増えた分をリセットするにはまさに好条件がそろっているため、頑張るならこのタイミングが狙い目です。

とはいえ、激しい運動や極端な食事制限は必要ありません。普段より少し意識して歩く、夜は湯船に浸かる、食事はゆっくり噛むなど、負担の大きくない習慣でOK。“戻しやすい日を逃さない”という意識だけでダイエットの成功率が大きく変わっていきます。

日常の“小さな乱れ”を整えるだけで体重は戻りやすくなる

生理前はイライラや疲れやすさから、つい甘いものに手が伸びたり、食べるスピードが早くなったりと、食生活のリズムが乱れやすい時期でもあります。そんなときこそ、丁寧に噛む、食べる量を一度に盛りすぎない、夜は軽めに仕上げるなど、小さな工夫が体の負担を減らしてくれます。

また、塩分を控えるだけでもむくみの改善につながるため、生理前はあっさりした味付けの食事を意識すると体重のブレが落ち着きやすくなります。生活リズムを整えるだけで、生理後の“落ちるタイミング”でスムーズに戻せる状態が作れていきます。

生理前に増える体重はホルモンによる自然な変化。だからこそ、「増える時期」と「落ちる時期」を上手く使い分けることが重要になります。生理前後の体重計の数字に振り回されすぎず、自分に合ったリズムを見つけて整えていきましょう。<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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