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人生に寄り添う「タリスマンジュエリー」。4人が選んだ、私だけの輝き

  • 2025.12.12
Hearst Owned

【パリ】クララ・ジグラン/アートディレクター、映像作家

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思い出と感情を刻む、世界を旅するジュエリー

ベルリンで生まれ育ったクララ。18歳からオーストラリア、インドネシア、南アフリカへと移り住み、異なる文化と景色を体感してきた。現在はパリとニューヨークのデュアルライフで、共同設立したエージェンシーを通して映像作品を手がける。

「世界を巡る生活の中で、ジュエリーは常にそばにいるお守りのような存在。記念日や旅先で購入したり、一つひとつに思い入れのあるピースばかり」

【タリスマンジュエリー】

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0歳からの記憶をつなぐ輝き

ドイツ人とポーランド人の両親から、宗教的な儀式の際に1歳未満で贈られたゴールドのネックレス。

「見るたびに温かい気持ちになれるから、旅先にも必ず持ち歩いています。ジュエリーは、思い出と感情が宿っているからこそ特別なんです」

【マイ・コレクション】

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多様な感性が光るボーダーレスな宝箱

「きゃしゃなネックレスの重ね着け、存在感のあるリングとピアスで華やかに彩るのが私のスタイル」

老舗ジュエラーからインディペンデントブランドまで、彼女のコレクションにはハイ&ローとシルバー&ゴールドのミックスが美しく並ぶ。 パリ発の「レポシ」や、新進ブランドの「コパン」、「ハークネス」などがそろう。

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恋人からプレゼントされた「メシカのピアス」と、母親から譲り受けたリング。

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ネックレスとブレスレットは、控えめなデザインをチョイス。

【パリ】ベネディクト・ブルゲ=ジュルネ/ファッションエディター

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ジュエリーが映し出す、唯一無二の個性と感性

モード誌の編集者として10年以上のキャリアを重ね、今夏に独立したベネディクト。多くのブランドと向き合うなかで磨かれた感性をもとに、ジュエリー選びにも揺るぎないこだわりを持つ。

「家族が使い込んだヴィンテージや、旅先で手に入れた貴石をカスタマイズするのが好きです。ジュエリーは個性を象徴するアイテムだからこそオリジナリティが大切。いつだって自分の審美眼を信頼しています」

【タリスマンジュエリー】

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愛でる喜び、身に着ける幸福

「眺めるだけで幸せな気分をもたらす宝物」。

「ティファニー」のアイコニックな“ボーン カフ”を主役に、パリ発「ステートメント」のリングなどシルバーで統一。

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母親から引き継いだ「シャネル」のブレスレットも、デイリーに着用する。

【マイ・コレクション】

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装いに華を添えるステートメントピース

「ファッションはミニマリストだけど、ジュエリーはマキシマリスト。出産や結婚記念日など、家族との思い出をジュエリーが物語るから」

お気に入りは「ブチェラッティ」の花モチーフと、家族の名前や星座を刻んだネックレス。

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大切なピースはひとつずつボックスにしまい、日頃から入念なメンテナンスを欠かさない。

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母親が愛用したリングと自身のリングを組み合わせ、職人によってリメイクされたピンキーリング。

【ニューヨーク】ソフィー・ロッシュ・コンティ/PRエージェンシー「コンティ コミュニケーション」ファウンダー

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異素材とハイ&ローでつくる、エフォートレスなバランス

ラグジュアリーブランドのPRを経て、現在は自社の会社でブランドコミュニケーションを手掛けるソフィー。ファッションとビューティの両業界で活躍し、確かな審美眼と洗練されたスタイルに定評がある。

「天秤座だからかいつもバランスを意識してしまうんです。それぞれの重さや異なる素材の調和を大切に。ファインジュエリーとコスチュームをミックスして、あまり特別すぎない雰囲気にするのが好きですね」

【タリスマンジュエリー】

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家族の絆を紡ぐ特別な輝き

ふたりの子どもの名前を刻んだネックレスは「Etsy」でオーダー。長さを変えて重ね着けし、義祖母のリングをカスタマイズしたネックレスとレイヤード。

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義祖母のために特注で作られた「カルティエ」のブレスレットは、結婚祝いとして受け継いだもの。

【マイ・コレクション】

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自分のスタイルを表す好きなオブジェたち

「時を経ても色あせない美しさに引かれます」とソフィー。彼女のコレクションには、家族から譲り受けた希少な品から自ら選んだアイテムまで、タイムレスに輝くピースが並ぶ。

「エルメス」のホームオブジェ蒐集家である義祖父から贈られたメタルボックスと、1950年代の「ヴァン クリーフ&アーペル」のパウダリーケースを収納に活用。

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「チャン・ルー」のトゥリングや、アンドレ・プットマンがデザインした「クリストフル」の“ヴェルティゴ”のリングもお気に入り。

【ソウル】キム・ミグ/広告エージェンシー経営

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「レス・イズ・モア」を貫き、真の“一生もの”と出合う

ELLEコリアのビューティエディターとして10年以上活躍したミグさん。退職後クライアントワークを行う今は、シンプルで心地よいワードローブが中心となり、ジュエリーで個性を加えるのが定番だという。

「選ぶときのこだわりは長く使えるかどうか。上質でタイムレスなデザインを記念日や節目に買い足しています」。洋服と同じくジュエリーもミニマム派。テイストのミックス&マッチや異素材使いで遊び心も忘れない。

【タリスマンジュエリー】

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未来の自分へのギフトとして投資

「ペルテ」や「ソフィー ビル ブラーエ」の不ぞろいなパールも、アクセント役に必須。

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社会人デビュー、結婚の記念、ストレス発散など、さまざまなきっかけで手に入れた時計。フェミニンな装いには武骨な1本を合わせるなど、ギャップを楽しむ。

【マイ・コレクション】

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毎日のおしゃれに、ドラマチックな緩急を

アイコニックなジュエリー以外に、カジュアルな抜け感がほしいときは、韓国ブランド「Practical and Realistic」のジュエリーを愛用。

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ミグさんが自身の制服と称するプレーンなニットスタイルには、バロックパールと地金のネックレスをレイヤード。首元が華やかな分、ほかのパーツは控えめに仕上げ、エレガントなバランスをキープ。

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集める楽しさに目覚めたのがリング。30代に入りたてのころ、母にプレゼントしてもらった「カルティエ」の“トリニティ”や、「シャネル」の“ココ クラッシュ”がお気に入り。

photo: KATHRINE GULLA(Paris/CLARA), YUSUKE KINAKA(Paris/BENEDICTE), NAOKO MAEDA(New York), SOOMIN CHO(Seoul) realization: ELIE INOUE(Paris), MAKI SAIJO(New York) interview & coordination: HYOJEONG CHOI/kachi media(Seoul)

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