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ガイナックス、破産手続き終了で法人消滅 SNSは庵野秀明氏に労いの声「長い戦い、お疲れ様でございました」

  • 2025.12.11
アニメ・映画監督の庵野秀明氏が代表を務める映像制作会社、カラー(東京都杉並区)は11日、公式サイト上にアニメーション制作スタジオ「ガイナックス」の破産手続きが完了して、法人が消滅、42年の会社の歴史に幕を下ろしたことを発表しました。
アニメ・映画監督の庵野秀明氏が代表を務める映像制作会社、カラー(東京都杉並区)は11日、公式サイト上にアニメーション制作スタジオ「ガイナックス」の破産手続きが完了して、法人が消滅、42年の会社の歴史に幕を下ろしたことを発表しました。

アニメ・映画監督の庵野秀明氏が代表を務める映像制作会社、カラー(東京都杉並区)は11日、公式サイト上にアニメーション制作スタジオ「ガイナックス」の破産手続きが完了して、法人が消滅、42年の会社の歴史に幕を下ろしたことを発表しました。

庵野秀明による『「株式会社ガイナックス」について』
の文章をカラー公式サイトに更新しました。https://t.co/ySzQqOiuPJ

— 株式会社カラー (@khara_inc) December 11, 2025

庵野さんは発表文の中で「誠に残念な最後」とつづり、会社の再建や整理に無償で協力してくれた関係各社に感謝の言葉を述べ、主要作品の権利や制作資料などが正当な手続きを経てクリエイターや権利者の元に戻ったことを明らかにしました。

謝罪を受け入れる形で和解が成立

また、2019年の旧代表取締役逮捕以降に行った調査で、旧経営陣が権利の不当な譲渡や会社・スタッフに対する敬意を欠いた虚偽の対応を行っていた実態を知り、旧経営陣に民事訴訟を提起した結果、謝罪を受け入れる形で和解が成立したことも報告しました。

文中には、ガイナックスの最後の代表取締役を務めた神村靖宏氏に対する感謝と労いの言葉もつづられていました。

ガイナックスとは?

1984年に設立されたアニメーション制作会社で、代表作として「トップをねらえ!」、「ふしぎの海のナディア」、社会現象を引き起こすまでの大ヒットとなった「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズ、「天元突破グレンラガン」があります。

SNS上の反応

エヴァンゲリオンシリーズやトップをねらえ!など日本の90年代のアニメ文化を牽引してきたアニメスタジオの42年の歴史の終焉に対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。

SNS上に寄せられたコメントは具体的にはどんな反応だったのでしょうか。

一緒に見ていきたいと思います。

image
emogram

「ご尽力され色々とお疲れ様でした」など感謝と労いの声多数

SNS上に寄せられたコメントを見てみると、「庵野監督…本当にお疲れ様でした」「コンテンツを守り続けてくださって心から感謝します」「ご尽力され色々とお疲れ様でした」「これからのカラーの御活躍を祈念しております」「長い戦い、お疲れ様でございました」など、庵野監督や関係者への長年の尽力と作品を守り抜いたことへの感謝と労いの声が多数寄せられていました。

また、庵野氏が「大学時代からの友人」とつづったガイナックスのメンバーに対する個人的な言及が特に反響を呼んでおり、友情の喪失に対しての悲しみや共感の声も複数見られました。ガイナックス創設メンバーがモデルとして登場する漫画「アオイホノオ」が笑えなくなってしまったという感想も見られました。

ライターコメント

私(筆者)は、学生時代にエヴァの新劇場版の再放送を見て、TVアニメシリーズをまとめてTSUTAYAで借りたほどハマってしまい、シリーズ完結編にあたる2011年公開の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」もしっかり見届けました。ガイナックスが42年の歴史に幕を下ろしたのは本当に寂しい限りですが、私の青春に彩りを与えてくれた数々の作品を作り、そして守ってくれた庵野さん。本当にお疲れ様でした。

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