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【佐野勇斗】ドラマ「『ESCAPE それは誘拐のはずだった』最終回目前!「桜田ひよりさんとは、アドリブも自然に演じやすかったです」

  • 2025.12.10

佐野勇斗、arwebに降臨♡

佐野勇斗

佐野勇斗(さの・はやと)

1998年3月23日生まれ、愛知県出身。2015年に俳優デビュー後は、いろいろなドラマ・映画にも出演している。近年では、NHK連続テレビ小説『おむすび』(’24)、ドラマ&映画『トリリオンゲーム』シリーズ(”23、’25)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』シリーズ(’21、’23、’25)などに出演している。ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバー。

「桜田(ひより)さんと喋っているときが、一番リンダっぽいって言われたんです」

佐野勇斗

ーついに最終回を迎えるドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』。改めて、演じられた林田大介について教えてください。

「見た目はすごくガラが悪くて、“これ大丈夫か?”って思う人も最初は多かったかもしれないんですけど(笑)、根っこはめちゃくちゃ優しくて、人の気持ちに敏感な青年です。個人的に言うと、今まで役者をやってきた中で、演じたことのないキャラクターだったので、初めて見せる僕の姿が多かったと思います。ビジュアルにしても、見た目も口調も違うし、観てくれる人は『おお!』って思ったんじゃないかな。でも、実際に演じてみると、“あれ、こっちのほうが素かも?”って思うくらいしっくり来るところもあって(笑)。桜田さんとのやりとりでもアドリブをすることが多かったのですが、その場で桜田さんも即時にラリーを返してくださるので、すごく演じやすかったです」

ー役作りで苦労された点はありましたか?

「最初はキャラクターの設定を何パターンか考えていたんですけど、あまりハマらなくて。休憩の合間に桜田さんと喋っている感じが一番リンダに近い、そのままでいいみたいなことを監督に言われたんです。演じる側としてはなかなか勇気がいる決断なのですが、それまで考えていたことは全部捨ててもいいか!と思って。そこからキャラ作りや設定はせず、自分の素に近いテンションで林田を演じていきましたね。結果的に、自然体な演技ができてよかったなと思っています」

「僕の母親は、ライブ配信にリアルタイムでコメントしてきます(笑)」

佐野勇斗

ー桜田ひよりさんの印象を教えてください。

「ここまでしっかりと共演するのは今回が初めてなのですが、感情変化やセリフの話し方が、とても自然なんです。桜田ひよりではなく、本当に結以(ハチ)なんですよ。演じていてすごいなと感じる部分が多いので、その桜田さんのお芝居に引っ張られて、僕もいつもより自然体な演技ができたような気がします」

ー9話では、大介とお母さんのシーンも印象的でしたが、佐野さんご自身のお母さんとの最新エピソードがあれば教えてください!

「僕の母親は、ポケットマネーで僕の公式ファンクラブに入っているんですけど(笑)、ライブ配信をいつも観てくれているんです。ただ、片手間とかではなく、じっくり細かく観ているから、僕が家族の話をしてちょっと違うことがあると、“今の話、ちょっと違くない?”って、リアルタイムでツッコミコメントを入れてきたりするから、本当に恥ずかしい…(笑)。愛なんですけどね。まぁでも、応援してくれる存在がいるのは本当にありがたいです」

佐野勇斗

―(笑)。それでは最後に、ar読者へのメッセージをお願いします!

「このドラマは、ハチとリンダの二人が逃げながら、自分の問題に立ち向かっていくストーリー。観てくれている人たちにも立ち向かう勇気を与えられていたらなと思いますし、シンプルに僕達も楽しくお芝居をしてきたので、最後まで注目していただけたら嬉しいです!」

Information
ドラマ『ESCAPE それは誘拐のはずだった』


八神製薬の社長令嬢・八神結以(桜田ひより)と、誘拐犯・林田大介(佐野勇斗)。結以を捕まえて懸賞金3億円を手に入れようとする山口(結木滉星)から逃げ出した二人は、ついに別れの時を迎える。結以は事件をきっかけに逃げてきた父・八神慶志(北村一輝)と向き合う決心を、大介も人生をやり直すために逃げ続けてきた現実と向き合い自首する決意を固めた。大介は自首する前に、今まで結以を連れ回したことを謝罪しようと思い、覚悟を決めて慶志のもとへ向かう……。はじまりは、犯人と人質のはずだった。しかし、二人は逃亡生活の中で、多くの人と出会い、別れ、自分たちの人生を見つめ直す機会を得た。逃げ続けた二人が迎える、運命の最終回。毎週水曜日 22時〜日本テレビ系にて放送中!

Photo: Kazumi Izawa Interview&Text: Natsumi Takahashi

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