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「体重管理なんて楽勝でしょ」と思っていたけれど…恐るべし!臨月に訪れたハプニングとは〈ママならぬ日々〉

  • 2025.12.10

人気マンガ家の和田さんは、気の利かないことにかけては定評のある夫、まじめで怖がりの長女、良くも悪くもマイペースな次女、そして高校生のとき、友だちから「和田って、丸顔っていうか四角顔だよね」と言われたという和田さんの4人家族。そんな和田さんが初めての妊娠&育児中に起きた“ママならぬ日々”を綴った、読み切りエッセイマンガです。
 

妊娠8カ月を迎えた和田さん。つわりもおさまりマタニティライフを楽しんでいましたが、臨月に入ってから思わぬ事態になり……。

想定外の“追い上げ”に思わず悲鳴が!?

和田さんの体重は妊娠8カ月の時点でプラス5.5kg。先に出産した友人たちは「体重が増えて大変だった」とよく話していたのを思い出し、自分はあまり増えていないほうだと感じていました。

しかし、臨月に入ってからは、体重の増え方が一気に加速し、ついには尿糖まで出てしまうことに。その結果、年末年始に楽しみにしていたごちそうが食べられなくなり、和田さんはなんとも悲しい気持ちになってしまったのでした。


妊娠・出産では、体の変化とうまく付き合っていくことが大切です。体重管理もそのひとつで、過度な体重増加は妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群のリスクを高めます。

近年では、産院や医療機関によって体重管理が厳しく指導されることもあり、「太りたくない」という思いから体重を抑え過ぎる傾向も見られ、その結果、低出生体重児が増えているともいわれています。一方で、妊娠による運動不足やストレスから、つい食欲が増してしまうケースもあります。

妊娠したら、まずは自分の適性体重を確認し、適切な体重増加量を知ることが大切です。妊娠期に必要な栄養素や食事量は時期によって異なります。妊娠中期はつわりが落ち着いて食欲が増しやすく、臨月になると赤ちゃんが下がってきて胃の圧迫が軽くなるため、再び食欲が出てくるといわれています。野菜など低カロリー食材を上手に取り入れ、摂取カロリーを抑えた食事を心がけましょう。

赤ちゃんの成長のためにも、バランスのとれた栄養摂取を前提に、無理のない範囲で適度な運動を取り入れながら、健康的な体重管理を意識したいですね。


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。


著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江

ベビーカレンダー編集部

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