1. トップ
  2. レシピ
  3. 鶏肉に加熱している事を気づかせないくらい弱火でじわじわ焼く⁉チキンソテープロのコツ

鶏肉に加熱している事を気づかせないくらい弱火でじわじわ焼く⁉チキンソテープロのコツ

  • 2025.12.8

夕飯の味のリクエストが見事に分かれる日も、上田淳子先生のシンプルチキンソテーがあれば心強い。「白ご飯でガッツリ食べたい」「お酒と合わせたい」――そんなときは、塩だけで焼き上げてみて。あとは、トマトケチャップやオリーブオイル、ポン酢など、好きな味をつければ満足度も抜群。皮パリに仕上げるコツとともにご紹介します。

オレンジページnet

材料(2人分)

鶏もも肉(大)……1枚(約350g)

塩……小さじ1/2

こしょう……少々

サラダ油……小さじ1

ベビーリーフ……1パック

作り方

(1)鶏肉の下ごしらえをする

鶏肉は冷蔵庫から出し、10分ほど室温に置く。余分な脂肪を取り、半分に切って、身の厚い部分に包丁で浅く切り目を入れて開く。塩、こしょうをもみ込む。

(2)鶏肉を焼く

フライパンにサラダ油を広げ、鶏肉を皮目を下にしてフライパンにはりつけるようにして広げ入れる。中火にかけ、パチパチと音がしはじめたら弱火にする。鶏肉に皮目から七分通り火が通るまで、7~8分焼く。余分な脂をペーパータオルで拭き取り、鶏肉の上下を返してさらに2~3分焼く。皮目の焼き色がたりなければ、再び上下を返し、強火にして焼き色をつける。器に盛り、ベビーリーフを添える。好みの調味料(分量外)をつけていただく。

オレンジページnet

鶏肉は皮全体をパリッとさせるために、冷たいフライパンに広げてから焼きます。こうすると、皮が縮まず、上手に焼けますよ。

上田先生いわく、「鶏肉に加熱していることを気づかせないくらい、弱火でじわじわ焼く」のが皮パリのコツです!

手間をかけすぎず、おいしく柔軟に。味の好みが分かれても同じ料理を楽しめるのがうれしいところ。上田先生のご家庭でも頼りにされているチキンソテーで、楽しい食卓をお過ごしください。

オレンジページnet

教えてくれたのは…

上田 淳子

ウエダ ジュンコ

料理家

料理研究家。辻学園調理技術専門学校卒業後、同校の西洋料理研究職員を経て渡欧。フランスのミシュラン星つきレストラン、スイスのホテルなどで料理修業を積み、帰国後に料理研究家として独立。自宅で料理教室を主宰するほか、テレビや雑誌など多数のメディアで活躍。確かな技術とわかりやすい解説に定評がある。

詳細はこちら

(『オレンジページ』2025年11月17日号より)

元記事で読む
の記事をもっとみる