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小顔見えボブ! ストレートヘアの最旬ボブヘア3

  • 2025.12.5
Getty Images

ボブにスタイルチェンジするとき、スタイリストたちはよく「生まれ持った質感をどう活かしていくか」を大きな魅力として顧客に語る。とはいえ、生まれつきピンとまっすぐなストレートヘアの人や一年を通してストレートアイロンを愛用している人にとっては、ナチュラルな動きや丸みがない状態で、トレンドのショートスタイルが本当に似合うのか、なかなかイメージしづらいかもしれない。

そこで今回は、ストレートヘアでもこの冬きちんと楽しめる、クラシックかつモダンなボブスタイルをプロのヘアドレッサーとともに厳選。なかには、ほとんどスタイリングいらずのものもラインナップ。パリジェンヌみたいなクセやカールがなくても問題なし! 自分が持つ髪質を生かしたエフォートレスボブを探そう。

Edward Berthelot / Getty Images

ストレートヘアに最適なボブヘアカット3

クラシックなボックスボブ

時代を超えて愛されてきたボブの代表格が、シャープでクラシックなボックスボブ。あごのラインでそろえたワンレングスカットで、あえてレイヤーを入れないのが特徴。

Raimonda Kulikauskiene / Getty Images

「ストレートヘアでボブにしたいなら、レイヤーを最小限に抑えたクリーンなボックスボブがおすすめです」と、ヘアドレッサーのシアン・ロスコー氏は言う。「ストレートな髪にレイヤーを入れすぎると、毛先がバラついてアンバランスに見えてしまいます。スタイリングする際は、「インドラ」“ボリューム ブロードライ スプレー”や“ライトムース”でホールド感を出し、ザッと乾かす。乾いたらストレートアイロン、もしくはカールアイロンで毛先にごく軽くカーブをつけ、最後に柔軟性のあるヘアスプレーで仕上げるときれいにキマります」。

ソフトレイヤードボブ

シャープ過ぎるカットが日常において少し強過ぎると感じるなら、髪全体にレザーでさりげなく削ぎを入れたソフトレイヤードボブで、より繊細で柔らかな印象にするのがおすすめ。

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「ソフトレイヤードボブは、少しだけ力の抜けたムードを与えながら顔まわりを美しくフレーミングしてくれるスタイルです」と、バックステージのヘアエキスパート兼セレブリティヘアスタイリストのアンナ・コフォーン氏は言う。「私はいつも『オーセンティック ビューティ コンセプト』“ハイドレート ローション”で髪をしなやかにうるおわせてから、ラウンドブラシを使ってブロードライをします。毛先にやわらかなカーブをつけたら仕上げに、同ブランドの“ワーキング ヘアスプレー”を軽くミストして、指通りのいいモダンな質感をキープします」。

グラデーションボブ

ヘアトレンドの世界ではいま、“90年代風ヘア”が本格的にリバイバル中。その流れの中で生まれたのが、ストレートアイロンをさり気なく入れたようなフラットな質感の非対称グラデーションボブだ。

Edward Berthelot / Getty Images

「グラデーションボブはまさに究極のパワーヘアカットです。バックを短くカットし、フロントに向かって徐々に長くなるラインです。そしてあごの輪郭をなぞるように設計されているのが特徴です。さらにトップには段差をつけることで自然な頭の丸みを際立たせながら、力の抜けたシックな印象を生み出します」と、ヘアスタイリストのマーク・ヘイズ氏は語る。

真に洗練されたモダンな仕上がりにするためにヘイズ氏は、「ラウンドブラシとボリュームムースを使って根元からしっかりブローし、毛先をストレートアイロンでタイトに整えます」。

Realization : Katie Withington Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI
出典:UK ELLE

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