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生後1カ月の赤ちゃん猫に毎日のミルクやり。緊張の日々が家族にもたらしたものは.../キッチン夫婦

  • 2025.12.4

こんにちは。ブログ「キッチン夫婦」を運営しているべにゆうです。

【前回】突然子猫が我が家に!だけど、53歳の私が新しくペットを迎えていいものか...

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私にとっては愛猫のミミが最後のペット。

それは寂しいけど仕方ないよね...と心の中で決めていた矢先、その日は突然来た。

近所の人から「育てて」と頼まれた、母猫からはぐれてしまった赤ちゃん猫。

名前は、先住猫の「ミミ」と合わせた感じにしたかったのと、母も呼びやすいようにと音がかわいい「ココ」に。

急に増えた嬉しい家族。

先住猫のミミ(7歳)が私の寝室で寝るので、とりあえず当面の間、ココは母の寝室で育てることにした。

さらに予想外だったのは生後1カ月未満の子だったということ。

本来ならまだまだ母猫が必要な時期。

ミルクあげは必須で、私が担当。

夜中や早朝でも時間を見てミルクをあげないと命にかかわる。

1カ月半の間は1日に6回ミルクをあげていた。

ミルクのたびに「失礼しま~す」と母の寝室にお邪魔。

ココが起きて布団から出てきてくれるか、見に行く度にハラハラ心配だった。

母を起こさないように気をつけはするが、電気をつけなきゃないし、声掛けもするしで、母には多少負担にはなっていただろう。

猫はずっと飼っていたけど、親からはぐれた赤ちゃん猫を育てるのは初めて。

「ミルクたくさん飲んでね、大きくなってね」

でもミルクを上手にあげれず、けっこうこぼしてしまったこともあった。

ココをうちの子としてもらった日すぐに、かかりつけの動物病院に連れて行った。

待合室で待っている時、「かわいい~!でもすごく小さいねえ」と皆さんちょっと驚いたように言う。

それって"小さすぎるって意味かな"と気になった。

その時まだ300g。

たまたま隣に座った方が猫の保護活動をしていて、子猫のミルクボランティア経験も豊富のようで、「ミルクあげるのけっこう大変よ。子猫って急に死んじゃったりするし..」と言っていた。

「ココが元気で大きくなってる」と感じられるまで、何度もその言葉が浮かんできて心がギュっと緊張した。

"ココが大きくなれなかったから私のせいだ。嫌だ"

たまたま私がその方の隣に座り話せたのは、私が知る必要があったからだ。

そしてこの言葉はココのためになったと思っている。

夜中、"ココ、大丈夫かな?" "寒くない?いや暑くないか?"と目が覚めた。

私が心配しすぎ? でも赤ちゃん猫だから、心配しすぎってことないよと考えた。

そうこうして、私がミルクあげに苦戦しながらも励んでいた保護から2週間目の頃、目やにと鼻水の症状が出てきた。

ちょっと元気もなくなっている?と感じたので病院で見てもらった。

家でも体重は計っていたけど、病院でちゃんと体重を計ってもらうと、子猫の体重は毎日増えるべきなのに、少し減ってしまっていてショックだった。

こんな小さな子には命とりなこと。

咄嗟に"私のせいだ...!"と思った。

「外で暮らしていてその上母猫から早く離れてしまった影響が大きいです」と獣医さんは言っていた。

免疫機能を高める注射をしてもらい、症状に合わせた目薬、点鼻薬を出してもらった。

本当にこれで良くなるのかな...?と気をもんでしまったけど、10日かからずに目やにも鼻水も治まって、ひと安心。

同時期にミルクの飲み方も増え、動きも元気になった。

今3カ月半。ココはいっぱい食べて大きくなってきた。

でもこれからまだまだ成長中。

動く分、ずっと注意が必要だけど、走って跳ねての姿を見ているだけで嬉しい。

ありがとう、大きくなってくれて、と日々思っている。

母が「ココちゃん、お休みの時間だよ」と抱いて寝室に連れて行ったり、ココが母の膝の上で寝ていたり、そういう様子を見ると"良かったあ"と思う。

好奇心いっぱいのいたずら盛り。

どこでも歩くしジャンプするし、色々と落とす。

父の写真だろうがなんだろうが容赦なく倒す、落とす。笑える。

だけど、大事な写真を落とされようが、CDを途中で止められようが、読んでいる新聞をめちゃくちゃにされようが、夜中にリモコン踏んでパッと電気をつけられようが、母は「ココってばもう~まただ」と笑う。

憎めずかわいいもの。

良いも悪いもないけど、母が亡くなった父の思い出の写真を見て、しんみりと浸る時間がきっとだいぶ減っただろう。

ココは、母に私にミミに、夫にとっても張り合いと癒しと笑いの存在になっている。

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れんこんと豚肉の甜麺醤炒め

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材料(4人分)

れんこん...大2つ(600g程度)

豚バラ薄切り肉...250g

サラダ油...小さじ2

酒...大さじ2

甜麵醬...大さじ4

しょうゆ...大さじ1

作り方

(1)れんこんは皮をむき、縦に割ってから一口大に乱切りにし、水にさらして、水けをふきとっておく

(2)豚肉は2cm長さに切る

(3)フライパンに油を熱し、豚肉を炒める

(4)肉の色が変わったら、れんこんを加え、酒、甜麵醬、水200cc、しょうゆを加えて蓋をし、弱火で8分ほど蒸し煮にする

(5)蓋をとり、汁気がほとんどなくなるまで煮たら出来上がり

※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
※記事に使用している画像はイメージです。

キッチン夫婦・べにゆう

夫と2人で始めたブログの名前が「キッチン夫婦」です。料理や食べ物、食卓やキッチン関係のことを夫婦で話をして、そのことをブログに書いていけたらいいね、ということで始めたブログだからです。妻の私が記事を書いていますが、夫は記事にするアイディアを考えたりイラストを担当。その夫、私と結婚前の8年間ほど、シングルファザーで息子を育てていました。そして今年息子が就職で家を離れた。夫はさぞかし「息子ロス」になってしまうのではないかと心配されましたが、無事に乗り越えてきているように見える。その様子を見守りながら、コロナ禍のさなか夫が立ち上げた新規事業を手伝うべく、様々な発見と困惑に直面しながら日々奮闘中です。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

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