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「一生の後悔」女装当事者の《告白》に2万いいね!賛否の声で可視化した女性たちの“恐怖”の正体

  • 2025.12.4

「女性の服を着ているから」は理由にならない

「女性の服を着ているから」は理由にならない
「女性の服を着ているから」は理由にならない

2025年12月上旬、X(旧ツイッター)で注目を集めた投稿がありました。

女装を趣味とする人物が、過去に知人(戸籍上男性)が女性用トイレを使おうとした場面に遭遇し、注意できなかったことを「一生の後悔」としてつづったものです。

この投稿には「当事者がダメだといってくれてよかった」「女性からすれば恐怖でしかない」と多くの反響が寄せられました。

この「恐怖」の根本にあるのは、女性スペースに入ってくる人物が、どのような意図を持っているか外見だけでは判断できないという点です。

「生き方」と「趣味」 似て非なる二つの存在

こうした議論の中で混同されがちなのが、「トランスジェンダー」と「女装(異性装)」の違いです。改めて整理すると、その性質は大きく異なります。

●トランスジェンダー(性自認) 心の性が「女性」であり、体の性(男性)と一致していない状態。趣味ではなく、24時間365日、生活のすべてを「女性」として生きることを望み、ホルモン療法や手術を必要とする場合も多くあります。

現在、お茶の水女子大学など多くの女子大学が受け入れを進めているのは、この「女性として生きる人たち」です。

●女装・異性装(趣味・表現) 心の性は「男性」のまま、ファッションや変身願望、ストレス解消などを目的として女性の服を着用すること。

日常生活は男性として送っているケースが大半で、今回のSNSの告白も、こちらのケースに該当します。

つまり、「自分らしく生きるための切実な問題」と、「一時的に楽しむためのファッション」という決定的な違いがあるのです。

境界線が見えない不安と、ルールの必要性

しかし、トイレや更衣室といった公共の場において、第三者がその「内面」や「目的」を瞬時に見分けることは不可能でしょう。

SNS上でも、その“線引き”の難しさが激しく議論されています。

「トランスジェンダーの権利は守られるべきだが、趣味の女装と一緒にされては困る」「『心は女』と自称すれば、悪意ある男性も入れてしまうのではないか」

多くの女性にとって、トイレは「安全が保障されたプライベート空間」です。トランスジェンダー女性としての尊厳を守ることとの両立――。

女子大の「受け入れ」ニュースを受け、多くの人が抱いた「なぜ共学ではだめなのか」という疑問が物語っているように、「見た目」や「自己申告」だけに頼らない、誰もが納得できる明確なルール作りが、今まさに求められているのではないでしょうか。

(LASISA編集部)

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