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《結婚式参列》衣装代、交通費もろもろ…7割が負担を実感。“見えないご祝儀”の平均金額、内訳まで!

  • 2025.12.4

結婚式参列で浮き彫りになる“見えないご祝儀”

結婚式参列で浮き彫りになる“見えないご祝儀”への不満
結婚式参列で浮き彫りになる“見えないご祝儀”への不満

結婚式に招待されたとき、ご祝儀以外にどれくらいの費用がかかるかご存知ですか?衣装代、交通費、ヘアメイク代など、参列に必要な諸費用を「見えないご祝儀」と呼ぶ新しい視点が注目されています。今回「ParaLux」が実施した「結婚式参列時の費用に関する意識調査」の結果を参照して紹介します。調査は2025年10月23日〜27日、過去5年以内に結婚式・披露宴に参列した経験のある20〜40代男女700人を対象にしたものです。

調査結果によると、1回の結婚式参列にあたり、ゲストが負担する「見えないご祝儀」の平均金額は2万7814円でした。これは一般的なご祝儀の金額とほぼ同等で、参列の経済的ハードルを実質的に倍加させていることを意味します。実際に、71%の参列者が「見えないご祝儀」の負担が大きいと感じた経験があると回答しており、この高い負担感は、参列者が「心から祝福したい」というポジティブな感情と「金銭的に厳しい」というネガティブな現実の間で強い葛藤を抱えていることを示しています。

「見えないご祝儀」の内訳で最も負担が大きいと感じる項目は「遠方への交通費」が42.14%で1位、「衣装代」が41.71%で2位となりました。3位は「ヘアメイク代」で25.29%、4位は「宿泊費」で22.57%、5位は「式後の飲食代」で21.43%という結果でした。近年のウェディングトレンドは「パーソナライズ婚」や「自由なドレスコード」へと向かっているものの、TPOに合わせた新しい衣装の準備や美容にかかる費用は依然としてゲストの大きな負担となっていることがうかがえます。

この調査から、結婚式への参列が、友人・知人との社会的つながりを維持するための、高額かつ潜在的なコストとして機能している現状が浮き彫りになりました。

(LASISA編集部)

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