チャニング・テイタムとジェナ・ディーワン、離婚合意内容が明らかに

2018年に離婚を申請したチャニング・テイタムとジェナ・ディーワン。チャニング主演の大ヒット映画『マジック・マイク』（2012）の収益を巡り争っていたが、昨年9月にやっと離婚が成立。『PEOPLE』によると、合意内容が記された法廷文書が11月26日（現地時間）に提出されて、詳細が明らかに。2人は、映画俳優組合・プロデューサー年金制度に関し、婚姻中に発生したそれぞれの退職金を50％ずつ分け合うことで合意したようだ。

2006年に青春映画『ステップ・アップ』の撮影現場で出会い、2009年に結婚した2人は、2013年に娘のエヴァリーをもうけるも、2018年4月に破局を発表。同年10月にジェナが離婚を申請し、翌年法的に独身と宣言されたが、娘の共同親権については合意したものの、『マジック・マイク』の収益を含む財産分与で折り合いがつかず、離婚手続きが長期化していた。

ジェナの弁護士は、2012年公開の『マジック・マイク』は、夫婦による共同出資で製作されたと主張し、続編やラスベガスでのライブショー、HBOで放映されたリアリティ番組など、同作から展開した関連事業の収益を受けとる権利を主張。一方のチャニングの弁護士は、破局後にシリーズを発展させたと訴えていた。2人は6年に及ぶ係争の後、法廷に持ち込まれる直前の2024年9月に合意に至り、離婚を成立させた。

なお、チャニングはジェナと離婚後、ゾーイ・クラヴィッツと婚約するも2024年10月に破局。その後はインカ・ウィリアムズと交際し、今年9月にチャニングが声優を務めた『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』のプレミアでエヴァリーと3ショットを披露し、関係を公表した。一方ジェナは、2018年から交際しているスティーブ・カジーと2020年に婚約し、彼との子どもを2人出産している。

チャニングは今年9月に『Variety』のインタビューでジェナとの関係について「今は良い」と語り、「若かったこともあり、結婚生活の破綻は本当に辛かった。どうにか維持しようと頑張りました……昔の話です」と振り返っていた。

Text: Tae Terai