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意外と読めない?【漢字クイズ】「怺える」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2025.12.25

「国字」という言葉を聞いたことがありますか?漢字はもともと中国で生まれたものですが、「峠(とうげ)」や「畑(はたけ)」など、日本で作られたものも存在していて、そういった漢字のことを「国字」と呼んでいるのです。

今回ご紹介する「怺える」もそのうちの一つです。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「怺える」はなんと読む?
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心を永く保つ

「怺える」の正しい読み方は「こら(える)」です。

「心」を表す「りっしんべん」と、「永」という漢字が組み合わさってできた国字です。

「心を永く保つ」という意味合いを持ち、感情の起伏に左右されずに悲しみや怒りなどの感情を耐え忍ぶ様子を表しています。そのため、現在は「我慢する」「耐える」といった意味で用いられることの多い言葉です。

また、日常では平仮名で見かけることが多いのは、この字が常用漢字(学校で習う漢字)ではないためです

「怺える」と「堪える」

「こらえる」と読む漢字には「怺」の他に「堪」がありますが、こちらは国字ではありません。

どちらも同じ意味を持ち、特に決まった使い分けが存在しているわけでもありませんが、「怺」は精神的な我慢に焦点を当てているのに対し、「堪」は精神的なものだけでなく物質的な力に耐える場合にも用いられることが多い漢字とされています。


参考文献: 明鏡国語辞典

文(編集):そこさん

元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!