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意外と読めない?【漢字クイズ】「施策」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2025.12.25

え、正しい読み方ってどっち?…迷ってしまう瞬間、ありませんか?

ニュースや会議資料、役所の文章などでよく見かける言葉。

意味はなんとなく理解しているのに、
声に出そうとすると急に不安になる経験、あったと思います。

今日の漢字は、まさにその“読み方を迷わせる系”の代表です。
では、さっそく正しい読み方やその意味、違いなどを解説していきます。

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問題 「施策」はなんと読む? 

「せさく」?「しさく」?ちょっと迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

答え

正解は…「しさく」です。さて、正しく読めましたか?

似た言葉に 「政策(せいさく)」 があるため、
読み方が混同されやすく、ビジネス現場でも間違えられやすい漢字です。

「施策」と「政策」は何が違う?

なんとなく同じように使われていますが、意味の方向性が違います。

  • 政策=国や組織としての大きな方針・目的
  • 施策=その政策を実行するための具体的な手段・行動

施策は政策を“現実に動かすための行動”なのです。

たとえば、

政策=「教育を充実させる」
施策=「学校給食無償化・授業デジタル化・教員配置追加」

このようにイメージすると違いが分かりやすいと思います。

「施」という字がヒント

「施」には次のような意味があります。

  • ほどこす(施す)
  • 実行する
  • 具体的な行為を行う

ここに「策(さく)」=対策・方法が組み合わさることで、計画を具体的に行う手段という意味が明確になります。

ニュースや行政文章でよく使われる理由

近年では、防災、子育て支援、デジタル政策など、
行政を中心に「施策」という言葉の使用頻度が増加しています。

例を挙げると

  • 「高齢化社会に向けた自治体の施策が注目されている。」
  • 「防災施策が新年度から本格運用される。」
  • 「企業が環境施策を強化する動きが広がる。」

    実現に向けたロードマップが存在するのだな、と受け止めることができますね。

社会情勢を反映しながら使用される言葉なので、ニュース理解力にも直結する語彙といえます。

今日のまとめ

「施策(しさく)」は、

計画や方針(政策)を、現実の動きに変えていくための具体的な手段・実行レベルのアクションを指す言葉です。

読み方とニュアンスを押さえておくと、ビジネス資料やニュースの文章が「何をやろうとしているのか」まで、立体的に見えてきます。

今日この言葉を知ったあなたは、次に記事や資料で目にしたとき、

「これは“政策”じゃなくて、“施策”だな。
つまり、もう実行段階の話だ」

そう気づけるはずです。

その一瞬の理解が、言葉を“読めた”から“使える”へ引き上げてくれることでしょう。

次回の漢字クイズもお楽しみに!


・参考文献:広辞苑・第七版(岩波書店)、ことばのハンドブック(NHK)、ほか


文(編集):桜うさぎ

小学生から高校生までの国語の講師として個別指導・集団指導に携わる。ふと目にした気になる漢字や文字の意味・成り立ちを楽しく伝える方法を探りつつ、日本語のすばらしさを実感する日々を送っている。