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意外と読めない?「漲る」はなんと読む?→気になる正解は?【漢字クイズ】

  • 2026.2.6
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あれ?意味は分かるのに読めない…そんな経験ありませんか?
文章を読んでいて、目では理解できるのに口ごもってしまう漢字ってありますよね。

とくに“感情や状態を表す言葉”は、普段ひらがなやカタカナで使われることが多いぶん、いざ漢字になると急に自信がなくなるものです。

今日の漢字も、まさにそのタイプ。正しい読み方だけでなく、意味、使い方まで解説します。

問題:「漲る」は、なんと読む?

ヒント: 「〇〇〇る」に入る4文字の言葉です。 例文:「試合を前に、選手たちの闘志が〇〇〇る。」

正解は…

 

「漲る(みなぎる)」です。
さて、あなたは、読めましたか?
意味は、勢いが満ちてあふれる様子。感情・力・気分などがいっぱいに満ちること。
SNSやニュース・スポーツ実況でも見かけますが、漢字までは知らなかった…という人、多いはず。

「漲」という漢字は水がカギ

「漲」には、部首に『さんずい(水)』が使われています。
これは、水が広がり満ちていく動きを表しています。

「漲」は形声文字で、意味を表す「さんずい(水)」と、音を表す「長」が組み合わさった漢字です。
そこから、水が満ち広がる=あふれるほど満ちる、という意味になります。

この“あふれそうな勢い”が、現代の「気持ちが高まる」「熱量が満ちる」という感覚と結びついています。

どんな場面で使われる?

「漲る」は、自然描写にも感情表現にも使える便利な言葉です。

<例>

  • 「エネルギーが漲る」
  • 「期待が漲る会場」
  • 「川の水が漲る」

共通しているのは、
“力が内部から外側へ向かって溢れようとしている状態”
ということ。

穏やかではなく、躍動感のある言葉です。

時事表現としても使われる

スポーツの中継やニュースで、

  • 「W杯で日本中に希望が漲った」
  • 「新制度への期待が漲る」

といったコメントを見聞きしませんか?

特に、社会に変化がみられる時期には
前向きな気持ちの高まり
を表現する言葉として用いられることが多いようです。

今日のまとめ

「漲る(みなぎる)」は、
勢いや感情・力がいっぱいに満ちて、今にもあふれそうな状態
を表す言葉です。

ひらがな表記でも意味は伝わりますが、
漢字にすると、言葉の“生命力”がぐっと強くなります。

今日覚えたあなたは、次に文章やニュースでこの漢字を見たとき
「これはただの“ある”じゃなくて、勢いを帯びた“満ちている”なんだな」
と、そのニュアンスまで読み解けるはず。

次回の漢字クイズもお楽しみに!



参考文献:広辞苑・第七版(岩波書店)、明鏡国語辞典 第二版(大修館書店)、ほか



文(編集):桜うさぎ
小学生から高校生までの国語の講師として個別指導・集団指導に携わる。ふと目にした気になる漢字や文字の意味・成り立ちを楽しく伝える方法を探りつつ、日本語のすばらしさを実感する日々を送っている。