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「希望する部署に行けなかった」落ち込む私の『キャリアが大きく変化』した【一本の電話】

  • 2025.12.4

今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
A子さんは新人の頃、希望していた部署に行けず、働くモチベーションが低下していました。そんな時、一本の電話があって、そこから彼女のキャリアは大きく動き出したのでした。

画像: 「希望する部署に行けなかった」落ち込む私の『キャリアが大きく変化』した【一本の電話】

新人の頃の配属先

私は新人の頃、希望していた部署に行けませんでした。

なぜ行けなかったのか、どうすれば行けるのか分からず、あまり興味のなかった部署で「今の仕事に何の意味があるんだろう」と悶々とした日々を過ごしていました。

一本の電話で大きく動き出した、私のキャリア

ある日、一本の電話がありました。

先方は外国人で、英語で話しています。話を聞いていると間違い電話だと分かり、私は「番号間違えていますよ」と英語で伝え、電話を切りました。すると、先輩たちは「英語話せるの!? すごい!」と大騒ぎ。

偶然、部長もその場にいて、部長が管轄している別のチームに英語力が必要な仕事があるから、やってみて欲しいとオファーがありました。部長からのオファーが嬉しくて、私は真剣に仕事に取り組むようになり、そのチームで2年ほど過ごしました。

すると今度は、そのチームで行っていた知見が欲しいと、新人の頃に希望していた部署から私宛てに異動のオファーがありました。もちろん私は喜んでお受けしました。

学んだこと

この体験によって、キャリアは思わぬ偶然と、日々の努力でつながることを実感しました。

あの時の電話を私が取っていなかったら、部長があの場にいなかったら、別のキャリアを歩んでいたかもしれません。目の前の仕事に真剣に取り組むことで、道は開けることもあるということを学びました。

それからは、一つ一つの仕事を大切にするようになりました。時にはあまり興味のない仕事を担当することもありますが「きっと何かにつながる」と希望を持って働いた方が、楽しい日々を送れることも分かりました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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