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毎日弁当を大量に買っていく“迷惑客”?家族経営スーパーの苦肉の策「連絡先交換」がもたらした仕事の劇的変化【作者に聞く】

  • 2026.3.21
「弁当を注文する」以外の電話をしたいと言われた! 画像提供:コマkoma(@watagashi4)
「弁当を注文する」以外の電話をしたいと言われた! 画像提供:コマkoma(@watagashi4)

X(旧Twitter)で「展開が気になりすぎる!」と話題になり、大きな反響を呼んだコマkoma(@watagashi4)さんの漫画『家族経営のスーパーの女の子と近くの工事現場のお兄ちゃんの話』。本作は、手作り弁当にハマる作業系男子と、お惣菜を作る女の子が、顔も知らない相手に淡い恋をする物語だ。

弁当がつなぐ顔の見えない縁

1 画像提供:コマkoma(@watagashi4)
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工事現場で働く田嶋は、スーパーひまわりのコロッケ弁当に魅了される。あまりの美味しさにほかの社員の分まで大量購入するようになり、店長から「前日に注文してほしい」と、お惣菜担当の妹・あかりの連絡先を渡される。

翌日から田嶋は、弁当係としてあかりに発注の電話をかけるようになった。あかりの「お疲れ様です」という優しい言葉や、田嶋の「毎日でも食いたい」という真っ直ぐな称賛。顔も知らない二人だが、声を通じて少しずつ惹かれ合っていく。近づきそうで近づかないもどかしい展開は、連載当時のSNSでも大きな盛り上がりを見せた。

作者のコマkomaさんは、Twitterでの活動について「ダイレクトに反応が返ってくるワクワク感があって楽しい。漫画の息抜きに漫画を描く感じです」と語る。読者の反応が執筆の原動力であり、先の展開を予想する読者の声をストーリーに加えるなど、SNSならではの繋がりを楽しんでいる。

主人公の田嶋は、さらりと女性をたらしこむようなセリフを言うことから「人タラシ」と呼ばれている。制作にあたっては「田嶋の顔を過剰にイケメンに描かないこと」を意識しているという。

悪人のいない心地よい世界観

コマkomaさんの作品には、悪人が登場しない。その理由は、実生活で腹の探り合いに疲れてしまった経験から、人の思考の裏を読まないようになったからだ。

「頂いたものは有難く頂く、そしてできればお返しする、みたいな。そしたら、キャラクターもみんな明るい人たちばかりになりました。描くのもすごく楽です」と笑う。

顔を知らない二人の、電話で繋がり会いたいのに会えないもどかしさ。この甘酸っぱい恋愛に、読者からは「昔の恋を思い出した」「何度も読みたい」という声が届く。ハッピーエンド後もお付き合い編が続き、田嶋に翻弄されるあかりの姿も描かれている。

取材協力:コマkoma(@watagashi4)

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