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どこから計算するのが正解?「23+15×23÷15−23」→正しく計算できる?

  • 2025.12.30
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二桁の数が繰り返し登場する計算問題は、複雑そうに見えることがあります。

しかし、四則の計算順序さえ正しく使えれば、落ち着いて答えを求めることができます。

今回は、その代表的な問題に挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
23+15×23÷15−23

式の中に同じ数がいくつもあります。計算の順序を意識しながら進めてみましょう。

解説

今回の問題の答えは「23」です。

では、どのように求めるのか順に確認していきます。

まず、四則(足し算・引き算・掛け算・割り算)が混ざっている式では、次の順で計算します。

(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算

したがって、最初に計算するのは「15×23÷15」です。

15×23÷15
=345÷15
=23

これで、もとの式は次のように簡単になります。

23+23−23
=46−23
=23

したがって、今回の答えは「23」となります。

計算の工夫

一見すると「15×23÷15」は計算が大変そうに見えます。

しかし、掛け算と割り算の順序を入れ替えて考えると、さらに簡単になります。

15×23÷15
=23×15÷15
=23×(15÷15)
=23×1
=23

掛けてから同じ数で割る場合、その部分は元の数だけが残るという性質を知っておくと便利です。

まとめ

今回の計算は、四則の順序と数の性質を理解していればスムーズに解ける問題でした。

掛け算・割り算を先に処理し、同じ数が登場する部分を整理すると、式が一気に見やすくなります。

四則混合の計算に慣れるためにも、ぜひ他の問題にも挑戦してみてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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