【宇都宮ブレックスvs千葉ジェッツ】Bリーグ2025-26 観戦記

皆さん、こんにちは。Bリーグ宇都宮ブレックスファンのフレデリック・トシです。今月16日に、宇都宮市の日環アリーナ栃木で、「りそなグループ Bリーグ2025-26 第11節 宇都宮ブレックスvs千葉ジェッツ GAME2」が開催されました。第10節を終えた時点での両チームの成績です。宇都宮ブレックスは、2連敗中、通算成績12勝4敗で、B1東地区2位。千葉ジェッツは、5連勝中、通算成績15勝1敗で、B1東地区1位です。第11節前の大方の予想は、勢いに乗る千葉ジェッツが優位というものでした。しかし、昨日行われたGAME1は、ブレックスは、ゲーム立ち上がりこそ、相手にリードを許しましたが、第1Q終盤から第2Qにかけて、#33 エドワーズ選手や#18 鵤選手らの活躍により、連続27得点をマークし、84－66で千葉ジェッツに快勝しました。今日のGAME2は、昨日の勢いのまま、ブレックスが2連勝するのか、それともジェッツが戦い方を修正して、1勝1敗とするのかが見どころです。今節を終えると、Bリーグは三週間の休養期間（バイウィーク）に入ります。今日の試合は、両チームとも全力で勝ちに来ることでしょう。

会場の日環アリーナ栃木に着きました。#028 チームマスコット・ブレッキーが出迎えてくれました。

入場開始まで一時間以上ありますが、アリーナ入口は、今日の大一番を待ちきれない両チームのファンで長蛇の列でした。

アリーナに入場すると、ブレックスの選手たちの練習が始まっていました。昨日の試合で、チーム最多の21得点、8リバウンドをマークした#33 ギャビン選手です。ギャビン選手は、千葉ジェッツ出身で、Bリーグ 2020-2021シーズンで千葉ジェッツが優勝した時の主力選手でした。彼は相手チームを知り尽くしているので、昨日に引き続き、大活躍してくれるでしょう。

ディフェンスと3Pシュートの名手、#9 遠藤選手です。今日の相手は、昨日以上にディフェンスの強度を上げてくることでしょう。今日は、相手選手の裏をかいて、遠藤選手にはコーナースリーを決めてほしいです。

今日も相手チームの攻撃は、#2 富樫選手、#5 瀬川選手が起点になることでしょう。ブレックス# 12高島選手は、いつもの素早く激しいディフェンスで、相手の攻撃を抑え込んでほしいです。

試合開始前に、ブレックスチアダンススクールの子供たちによるダンスパフォーマンスが披露されました。天真爛漫な表情と、愛らしいパフォーマンスに、とても心が癒されました。

ブレックスチアリーダー・ブレクシーによるダンスパフォーマンスです。観客は、いつもの一糸乱れぬ、芸術的なパフォーマンスに、酔いしれました。

両チームの先発選手の発表が始まりました。最後にブレックスのエース#6 比江島選手が登場すると、ブレックスの選手は、コート中央で円陣を組みました。

両チームの選手が握手を交わし、ジャンプボールで試合が始まりました。

千葉ジェッツは、昨日の試合の連続27失点を教訓に、試合開始直後から、ブレックスの司令塔#25 ニュービル選手に執拗なディフェンスを続けました。

#25 ニュービル選手は、厳しいマークの時は、味方へのパスに切り替えて、相手守備陣を翻弄しました。第2Q終盤から第3Qに掛けて、相手守備の強度が下がると、攻撃的なドライブで得点を重ねていきました。

もう一人のエース#6 比江島選手に対しても、相手チームのマークは徹底していました。

相手の守備が厳しい時は、#25 ニュービル選手と同様に、味方へのパスに切り替え、得点のチャンスを作りました。

相手の守備が甘くなった時には、果敢に相手ゴール下までドライブで切り込んで、得点を狙いに行きました。

千葉ジェッツのエース#２ 富樫選手と、ブレックスの#12 高島選手とのマッチアップは、試合の始まりから終わりまで、ずっと激しく続きました。意地と意地のぶつかり合いでした。

ルーズボールへは、両チームの選手とも、最後まであきらめずに飛び込んでいきました。最後はブレックス#33 ギャビン選手の執念が勝りました。

タイムアウトの時は、ブレクシーが全力応援で、選手とスタンドのファンを大いに盛り上げました。

試合は、89－69で、宇都宮ブレックスが千葉ジェッツに快勝し、二連勝を飾りました。

試合終了後、コロネルHCはインタビューで、「B1東地区首位の千葉ジェッツに、二連勝することが出来て良かった。#25 ニュービル選手は、昨日以上に高いモチベーションで活躍してくれた。ブレックスファンが一生懸命に応援してくれたおかげで、強敵千葉ジェッツに勝つことが出来た。明日から三週間休養して、12月6日から試合が再開するので、これからも応援をお願いします」と談話しました。

明日から始まる日本代表合宿メンバーに、#12 高島選手が選ばれました。試合終了後のインタビューで、高島選手は、「今日の試合は、40分間高い強度で守りを続けた結果、強敵千葉ジェッツを69点に抑え、勝利することが出来た。明日からの日本代表合宿では、自分をアピールしつつ、日本のトップの選手が集まるので、色々とコミュニケーションを取ったり、一緒にプレーをして、良い所を吸収したい。ブレックスファンの皆さんには、バイウィーク明けの応援をよろしくお願いします」と談話しました。

宇都宮ブレックスは、今シーズンに入る前に、6月にドバイで開催された「BCL Asia 2025」に出場し優勝を飾り、9月には、シンガポールで開催された「FIBA インターコンチネンタルカップ」にも出場しました。そのため、Bリーグの他のチームと比べて、とてもタフなスケジュールをこなして、今シーズンに突入しました。私はブレックスファンの一人として、ブレックスの選手の皆さんには、バイウィーク期間中は十分に休養して頂いて、心身ともにリフレッシュしてほしいと思います。もしかすると、バイウィーク明けに、#34 ジェレット選手、#7 小川選手が復帰するといった明るいニュースがあるかもしれません。前人未到のBリーグ4回目の優勝、悲願のBリーグ2連覇を目指して、これからもみんなで宇都宮ブレックスを全力で応援しましょう。GO BREX!!