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さらば、スイカペンギン…「鳥のシンボル」にまつわる“ジンクス”がSNSで話題―鳥マーク消失後の企業が辿る不穏なウワサとは!?

  • 2025.11.12

スイカペンギン卒業の悲しみの中、不穏な“ジンクス”がSNSで話題に

「Suicaのペンギン」2026年度末で「卒業」を発表
「Suicaのペンギン」2026年度末で「卒業」を発表

突然の発表に、SNSには悲鳴にも似た声があふれています。私たちにとって日常の一部だった、あの「スイカペンギン」が、2026年度末で卒業することが決まりました。25年間愛されてきたマスコットの退任は、単なるキャラクター変更にとどまらず、ある“ジンクス”を巡る議論を巻き起こしています。

それは、「鳥のシンボルをやめた企業は、なぜか業績が落ちる」という都市伝説にも似た迷信。一体なぜ、長年愛された鳥のシンボルが消えると、ファンは企業を心配し始めるのでしょうか?

この記事では、スイカペンギン卒業の衝撃から、ネットを賑わす「鳥のジンクス」の真相、そして鳥をシンボルにしてきた企業のストーリーを深掘りします。

私たちの「日常」から、ペンギンが消える日

2001年の登場以来、約1億1000万枚が発行され、日々の通勤・通学、お買い物で私たちに寄り添ってくれたスイカカードのマスコット「スイカペンギン」。

東日本旅客鉄道(JR東日本)が2025年11月11日に発表した卒業は、多くのファンに衝撃を与えました。2026年度末に退任する予定です。

JR東日本は、2026年秋に導入予定の新機能に合わせ、新しいマスコットを採用する計画で、一般からのアイデア募集も行うとしています。

このニュースを受け、多くの人が「寂しい」「通勤が味気なくなる」と、長年の相棒との別れを惜しむ声を上げています。

今ネットで話題沸騰!「鳥のシンボルジンクス」って何?

そんなノスタルジーを背景に、SNSではとあるXユーザーの過去の投稿が注目を集めています。

「日本の企業には『鳥のシンボルをやめたら凋落する』というジンクスがある」

この投稿が、スイカペンギン卒業と結びつけられ、瞬く間に話題に。このユーザーの投稿では、過去にイトーヨーカドー、JAL(日本航空)、日テレ(日本テレビ)が鳥のシンボルを廃止・変更した時期と、その後の企業の「変化」が指摘され、議論を呼んでいます。

「スイカペンギンまで?」ネットで交錯する愛着と不安の声

この投稿に対し、スイカペンギンへの愛着と「ジンクス」への不安が入り混じった声が、SNS上で多数寄せられています。(2025年11月12日時点のXデータより)

「スイカペンギンなしの生活は考えられない…ジンクス本当だったら困る」ペンギンへの愛着と迷信への不安が交錯する、切実な声がよせられています。

「日テレの鳩廃止後本当に視聴率落ちたから、スイカも危ないかも」過去の事例を挙げ、ジンクスを支持する意見もみられます。

「ジンクスなんて迷信だよ。新しいマスコットでまた人気出るさ」合理的な見解を示し、前向きな変化を期待する声もありました

「2001年のICカードにペンギン見たなつかしすぎる。他社もマスコット作るきっかけになったよね」スイカペンギンが日本の文化的な影響を与えたことを振り返るコメントも寄せられています。

これらの反応は、スイカペンギンの退任が単なるデザイン変更を超え、私たちの感情や文化的な象徴として受け止められていることを示しています。ファンにとって、マスコットやシンボルは単なるマークではなく、企業の理念や歴史、そして「愛着」そのものです。その消失が、経営状況と結びつけて語られてしまうのも、それだけ愛情が深かった証拠かもしれません。

鳥のシンボルを巡る企業たちの物語

では、実際にこの「鳥のジンクス」と結びつけられた企業たちは、どんなストーリーを歩んできたのでしょうか?LASISA編集部と振り返ってみましょう。

イトーヨーカドー「幸運の鳥とブランド刷新」

かつてイトーヨーカドーは、店舗デザインや広告に幸運を象徴する鳥の要素を取り入れ、成長を支えた時期がありました。しかし、2000年代に入りブランド刷新の一環でこのシンボルを廃止。

その後、競争激化や戦略転換の波もあり、店舗数は減少。このシンボル廃止が、一部のファンの間で「縁起を損ねた」と語られる一因になっています。

JAL(日本航空)「ツルの復活が象徴するもの」

JALは、長寿と幸運の象徴である鶴を伝統的なロゴに採用し、日本の空の象徴として親しまれてきました。しかし、2000年代初頭のブランド刷新でモダンなデザインに変更。

その後の経営危機とタイミングが重なったため、「ツル離れが不運を招いた」という説が浮上しました。しかし、2011年の経営再建後、鶴ロゴは復活。この「鶴丸」の再登場は、業績回復と並行し、「古き良き時代への回帰」としてファンに評価されています。

日テレ(日本テレビ)「愛された『鳩の休日』の終焉」

日本テレビは、開局以来56年間(1953年?2001年)にわたり、放送開始・終了時の映像「鳩の休日」で鳩をシンボルとしてきました。

2001年にこの映像が廃止された後、日テレは視聴率の「三冠王」を失い、競合局の台頭を許すことに。このタイミングが、とあるXユーザーの投稿で「ジンクス」の一例として挙げられています。

新しいシンボルに期待を込めて

もちろん、企業の浮沈は、市場の変化、経営戦略、そして競争環境など、複合的な要因で決まります。「ジンクス」はあくまで迷信でしょう。

しかし、スイカペンギンのような愛されたシンボルが消えるとき、ファンは寂しさと同時に、「次に何が来るのだろう?」という期待と不安を抱くのも自然なことです。

JR東日本が計画している新マスコットのアイデア募集は、ファンを巻き込み、新しい「愛着」を生み出す絶好の機会となるはず!

私たち一人ひとりの声が、未来の日本のシンボルを生み出すきっかけになるかもしれません。スイカペンギンとの別れを惜しみつつ、新しい25年を彩るキャラクターの誕生を楽しみに待ちましょう!

(LASISA編集部)

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