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ローンは50年時代へ…4.4倍の人気!返済総額は1000万円以上増額も

  • 2025.11.10

マイホームを購入する際の住宅ローンにいま、異変が起きています。
返済期間の長いプランが注目を集めていて、最長で50年というローンも申し込みが急増しています。

連載「じぶんごとニュース」

若者が注目!

レンガの風合いを生かした壁や広いバルコニー、開放感のあるリビング。
魅力あふれるモデルハウスが立ち並ぶ北海道マイホームセンターです。

多くの人が憧れる夢のマイホーム、だけど月々ローンの返済に追われるのは嫌…。
そんな若者を中心にいま、あるローンに注目が集まっているといいます。

Sitakke

建築資材の高騰などで、右肩上がりが続いている北海道内の新築戸建ての価格。
2017年はじめには2738万円でしたが、2025年第2四半期には3647万円まで上昇しました。

ローンの額も大きくなりがちなため、月々の返済額を抑えようと、これまでより長めに借りる人が増えているようです。

「できれば、40年とか長い期間払い続けるのに、無理なく払える額で考えている」

「35年だと月の返済額がちょっと増えちゃうかな。40年だと退職金とかでも返せるかな」

長期返済のローンで知られる住宅金融支援機構では、固定金利で最長35年間借りることができる「フラット35」が人気ですが、いま、申し込みが急増しているプランがあるといいます。

前年度比4.4倍の人気!

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住宅金融支援機構・北海道支店営業グループの齊藤啓誠さんが「特に『フラット50』に関しては、前年度比で4.4倍の申し込み」と教えてくれました。

返済期間は、なんと最長50年。「フラット50」です。
今年度、道内でも申し込みが相次ぎ、去年の同じ時期と比べ4.4倍に増えたといいます。

「住宅価格が上がっているというところがある。そうすると必然的に毎月の返済額も大きくなると思うので、毎月の返済額を特に抑えたい方が増えてきているのでは」

「フラット50」の場合、完済の条件は80歳未満。
最も長い50年ローンを組む場合、20代のうちに申し込むことになります。

月の返済額、返済総額はどうなる?

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ファイナンシャルプランナーの加藤桂子さんによりますと、金利など一般的な条件で5000万円を借りた場合、フラット50は月々の支払いがフラット35よりも3万円ほど安くなります。
その代わり、支払いの総額はフラット35よりも1000万円以上増えるということです。

特に子どもがいる世帯は教育費を貯めながら返済しないといけないことも踏まえつつ、「長期間返していけるのか慎重に判断を」とアドバイスしていました。

連載「じぶんごとニュース」

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年10月24日)の情報に基づきます。

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