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「ばーばの家ではママのご飯だけおにぎりなの」息子の悪気のない告白に赤っ恥をかく夫。嫁の私は透明人間|ママ広場マンガ

  • 2025.11.9

ユミさんは、義母に嫌われていることに悩んでいました。義母は家族の中でいつも自分が中心。義父と夫に世話を焼き、母として充実した日々を送っていました。結婚当初から嫌がらせはありましたが、なんとか我慢できる程度。しかし、息子のダイくんが産まれてからは、母親より自分に懐いてほしいとユミさんに強く当たるようになりました。とある週末、義実家に来たユミさんたち。この日も義母は終始意地悪な態度を取っていました。お昼ご飯を食べ終わると、義母は夫とダイくんにお出かけをしようと提案します。もちろんユミさんは仲間外れ。代わりにかさばるものや重いものばかりの買い物を頼んできました。文句を言わず使い走りにされるユミさん。急いで買い物を済ませて帰宅しましたが、義母たちは一向に帰ってきません。アイスや生ものを何とかしようと思い、クーラーボックスを買いに行こうとしたその時、お寿司屋さんが桶を回収しに来ました。座って泣いているユミさんを見て驚くお寿司屋さん。事の経緯を説明するとすぐにお店へ連れて行ってくれ、氷の入った発泡スチロールを用意してくれました。そうこうしていると、夫から帰宅を知らせるメッセージが。ユミさんは、女将さんに義実家まで送ってもらいました。ユミさんが女将さんと帰って来たからか、ダイくんは羨ましそうに「ママのお寿司、いつも無いからお店で食べたの?」と言います。「え?いつも無い?」と不思議そうに問いかける女将さん。「ばーばとパパがお寿司の時、ママはいつもおにぎりだよー」とダイくんが言うと、義母は「イヤだ~そんなことないのに・・・アハハ」とひきつった笑顔で訂正します。女将さんは優しい顔でダイに笑いかけると「じゃあ今度ばーばがママのお寿司頼み忘れちゃったら、ママとお店に来て!」と言いました。お店があるからと帰る支度をする女将さんに、ユミさんはあらためてお礼を言います。すると、小さな声で「あなたも大変ね、何かあったらすぐにお店に来なさい、でもしばらくは大丈夫なはずよ」と言いました。

義母の嫌がらせを見て見ぬふりをした夫にも鉄槌が下る

ママ広場

結婚当初から続いていた義母からの嫌がらせは、ダイの一言と女将さんの水面下での働きかけにより、ぱったりと止みました。義母から直接謝られることはありませんでしたが、私だけご飯を用意されなかったり、使い走りにされたりすることはなくなりました。

ここからは後日談。ダイが通う幼稚園である出来事が起こりました。夫がお迎え当番の日、いつも通りダイを迎えに行くと、「明日ね、ばーばのおうち行くんだよ!」と、お友達と何やら楽しそうに話す声が聞こえてきます。

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「アイも明日ばーばの家に行くよー」と話すお友達のアイちゃん。するとダイは「アイちゃんのママ、おにぎり作らないとだ~!」と言いました。アイちゃんのお母さんは不思議そうに「おにぎり?」と問いかけます。

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ダイはきょとんとした顔で「ばーばのおうちに行くときは、ママのごはんはおにぎりでしょ?」と聞きました。すると近くにいたママ友が、「え?」と言います。夫は顔を青ざめて「ちょっ・・・ダイ!」と止めに入ろうとします。

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しかし、ダイのおしゃべりは止まりません。「ばーばの家に行くとね、ばーばとパパと僕はお寿司だけど、ママはおにぎりなんだよ!ばーばいつもママの忘れちゃうのー」楽しそうに話すダイとは打って変わり、「え・・・」とドン引いた様子のママ友たち。

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夫は顔を真っ赤にして「今度お寿司屋さんにお店に来てねって言われただろ」と言いました。そして「あっそうだ!ママはじめてのお寿司だよー」と嬉しそうに話すダイの手を取り、それじゃ失礼しますと言って、逃げるようにその場を去りました。

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夫は家に帰るなり私にその話をすると「すっごい恥ずかしかった・・・」と言いました。義母から嫌がらせを受けていた私を助けることもなく、一緒になって仲間外れにした夫。正直、自業自得だと思います。私は夫をにらみながら「今までの行いを反省したら?」と言いました。

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義母の嫌がらせからやっと解放された私。もう大量のお土産を買わされたり、お昼ご飯を抜きにされたり、使い走りにされたりすることはありません。これも全部、お寿司屋さんの女将さんとダイのおかげ。女将さんに会えるから、義実家に行くのが前よりずっと気楽になりました。

結婚当初から続いていた義母からの嫌がらせは、ダイくんの一言と女将さんの水面下での働きかけにより、ぱったりと止みました。あれからというもの、義母は別人のように大人しくなったそうです。ちなみに夫には、別の場所で鉄槌が下っていました。夫がお迎え当番の日、いつも通りダイを幼稚園へ迎えに行くと、「ばーばの家に行くとね、ばーばとパパと僕はお寿司だけど、ママはおにぎりなんだよ!」と、ユミさんだけお昼ご飯が用意されないことをママ友に暴露してしまったそうです。夫は、ママ友の前で大恥をかいたことで、今までの行いを少し反省したそう。義母の嫌がらせからやっと解放されたユミさん。もう大量のお土産を買わされたり、お昼ご飯を抜きにされたり、使い走りにされたりすることはありません。これも全部、お寿司屋さんの女将さんとダイくんのおかげ。女将さんに会えるから、義実家に行くのが前よりずっと気楽になりました。
笑顔でお寿司屋さんののれんをくぐるユミさんとダイくん、幸せそうな表情にほっこりしますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

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