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「これ、買っといたわよ」帰省すると義母が夫に渡してきた袋→中身を見てドン引きしたワケ【短編小説】

  • 2026.3.17

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

義母が差し出した袋

年に数回、夫の実家へ帰省するのは私にとって少しだけ気の重い行事でした。

義理の両親は決して悪い人たちではありません。ただ、どこか「息子をいつまでも子供扱いしている」という違和感が、いつも拭えなかったのです。

リビングでお茶を飲んで一息ついた頃でした。

義母が「これ、買っといたわよ。持って帰りなさい」と、大きなデパートの紙袋を夫に差し出したのです。夫は「おっ、サンキュー」と軽い返事でそれを受け取りました。

その光景だけを見れば、親が息子に何かプレゼントをしている微笑ましい場面かもしれません。

しかし、中身を覗き込んだ私は、思わず言葉を失いました。袋の中には、夫の新しいパンツと靴下だったのです。

夫の情けない姿

三十路を過ぎた大人の男性の、しかも肌に直接触れる下着を、母親が買い与えるという状況。

それを当然のように受け取り、その場でサイズを確認し始める夫。私は隣で、まるで自分が透明人間になってしまったかのような感覚に陥りました。

日頃から夫の身の回りのものを整えているのは、妻である私です。下着が古くなれば買い足し、好みの柄を把握しているのも私のはずでした。

それなのに、義母は私の存在など最初からいないかのように、自分の好みで選んだ下着を夫に与えています。

さらに悲しかったのは、夫の反応です。

「お母さんの選ぶやつは履き心地がいいんだよな」と笑う夫。

私と一緒に買い物へ行くときは面倒くさそうにするくせに、実家では途端に「お母さんの息子」に戻ってしまう。そこには、夫婦としての生活を尊重する姿勢が微塵も感じられませんでした。

帰り道、車内に置かれた紙袋を見るたびに胸が締め付けられます。義母にとって、夫はいつまでも下着を用意してあげなければならない小さな子供のままなのでしょう。

そして夫もまた、その状況に喜んで留まっている。夫婦の絆よりも強い、母と息子の奇妙な繋がりを見せつけられた、忘れられない帰省となりました。

 

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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