【朝霞】芸術の秋、歴史と暮らしとアートを学びに「朝霞市博物館」へ。埼玉ミュージアムカードもゲット！

こんにちは、特派員のあずあずです。

知人の作品が展示されていると聞いて、初めて朝霞市博物館に訪れました。

館内にはギャラリーのほか、常設展示室や図書室、体験学習室、講座室がありますが、今回は、展示室を中心にご紹介いたします。

朝霞市の歴史が学べる朝霞市博物館

朝霞市博物館へは、東武東上線 朝霞台駅・JR武蔵野線 北朝霞駅から徒歩15分。東洋大学朝霞キャンパスのすぐ近くにあります。

駐車場も完備しているので、車での来訪も可能です。

こちらが入口。近代的な建物を入ると、ガラス超しに中庭が望めるラウンジを進み展示室へと続きます。

６つのプログラムで朝霞の歴史がわかる映像コーナー

展示室へ向かう途中にあるのが、こちらの映像コーナー。

展示の導入として、朝霞の生い立ちから歴史の道、行事、湧水など６つのプログラムで紹介しています。

中でも、朝霞に栄えた伸銅業のはじまりについてが興味深いので、ぜひご覧ください。

竪穴式住居がお出迎え

映像コーナーを過ぎて右手にあるのが展示室。まず入ると、古墳時代の大きな竪穴式住居が目に飛び込んで来ます。

常設展示では、朝霞の考古・歴史・民族・美術工芸の4分野を楽しく学べるよう工夫を凝らしています。

朝霞から、縄文土器や弥生時代の石器が出土されているなんて驚きました。

貴重な写真や書物の展示から、当時の生活がうかがえます。

朝霞に宿場町があったって知ってた？

朝霞市膝折町にあったのが、昔でいうところの膝折宿(ひざおりじゅく)。

江戸と川越を結んだ川越街道4番目の宿場として、川越藩の参勤交代や平林寺の参拝客などで賑わっていたそうです。検地帳によると、本陣・脇本陣を中心に39の商家があったんですって。

にぎやかで活気に溢れた宿場町だったんでしょうね。

水車動力で栄えた伸銅工業

展示室の奥へ進むと水車が回り出しました！センサーに反応して動く仕掛けでビックリ。笑

こちらの水車は、朝霞で発展した伸銅業の様子を表しています。江戸時代後期から黒目川に設置した水車動力を利用し、銅合金を引き伸ばして加工する伸銅業が盛んでした。

熱した銅のかたまりを板や棒、管、細い針金状にするのに、水力があって適度な落差を持つ黒目川の水車が適していたんですね。

ラウンジから外へ出ると、博物館のシンボル的な屋外水車も観ることができます。

大人も楽しい！体験コーナー

展示室の中で小学生の娘が1番食いついたのが、コチラの土器パズル。初級・中級・上級とコースが選べ、時間内に土器を完成させます。

タイムリミットが近づくとピッピッの音が速くなるので、焦りますね。笑

初級コースをみごと時間内に完成！おめでと～。

難易度が選べるので、大人も童心に戻って楽しめました。

こちらの銅鐸(どうたく) は実際に鳴らしてみることができるんですよ。内部に吊り下げた棒を動かして鳴らすのですが、結構大きな音が出るので、ご注意を。

コーナーごとに「なるほど歴史観」と題したタッチパネルクイズもありました。娘が夢中でチャレンジしていて、あとで全問正解だったよ！と嬉しそうに報告してくれました。

ミュージアムカードをゲットしよう！

朝霞市博物館はいかがでしたか。

朝霞に栄えた膝折宿や伸銅工業など、歴史を知れるステキな博物館でした。

ただいま、埼玉県内の博物館・美術館25施設で埼玉ミュージアムカードを配布しています。配布期間は2026年3月15日まで。

ぜひ、この機会に埼玉の博物館・美術館を巡って新たな魅力に出会ってみてはいかがですか。

「朝霞市博物館」 住 所：埼玉県朝霞市岡２丁目７番22号 お問い合わせ先：048-469-2285 開館時間：9：00～17：00 入館料：無料 休館日：月曜日(祝日にあたるときは開館)、第4金曜日、祝日翌日、年末年始 アクセス：東武東上線 朝霞台・JR武蔵野線 北朝霞駅より徒歩15分。北朝霞駅 東口よりバスあり 駐車場：22台 公式サイト：https://www.city.asaka.lg.jp/soshiki/42/museum-shisetsu.html