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ハズレ無しの選書革命!AIが教える「わが子に響く本」の見つけ方

  • 2025.11.6

こんにちは、生成AIを暮らしに取り入れて実践している理系主婦のまりです。子どもの本選びって、本当に難しいですよね。私も「これなら、うちの子、絶対好き!」と意気込んで選んだとっておきの一冊が、数ページで閉じられたり、積ん読のまま時間が過ぎたり……。気合いを入れて選んだ本ほど、うまくいかない。あの「せっかく買ったのに!」というモヤモヤは、きっと多くの親御さんが経験したことがあるのではないでしょうか。おすすめ記事を読んでも、レビューを探しても、なぜかわが子に響く一冊が見つからない。そんな悩みに、AIが意外なヒントをくれました。

わが子にどんな本を選べばいいかわからない

「子どもにもっと本を読んでほしい」「いろんな世界を知ってほしい」。わが子へのそんな願いは、きっとどの親御さんも同じだと思います。しかし、選択肢が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない。「読書は自由なもの」と頭では理解していても、つい「この本、読んでほしい」という親心が出てしまう。その気持ちが、本を選ぶ手を止めてしまう瞬間があるのではないでしょうか。

慎重になるほど、選べなくなる

もちろん、子ども自身が「これを読みたい!」と目を輝かせるのが一番です。でも時には親として、「こんな世界も面白いよ」「きっと興味が広がるはず」と、そっと背中を押してあげたい気持ちになりますよね。それで、SNSで評判の本やランキング上位の作品を「これ、今人気なんだって!」と渡してみる。ところが、子どもの反応は「ふーん」。数ページで閉じてしまうのを見て「せっかく買ったのに」と肩を落とす。そんなことが続くと、「次はハズしたくない」という気持ちが強くなり、どんどん次の一冊が決められなくなっていく。まさに、私がずっと繰り返してきたことでした。

わが家の読書の入口は、「漫画」だった

子どもの読書の入口は、絵本かもしれませんし、図鑑や小説かもしれません。我が家の場合は、「漫画」でした。娯楽のようでいて、実は深い知識や多様な価値観が詰まっている。笑ったり、泣いたり、夢中になって読み進めるうちに、いつの間にか新しいジャンルに足を踏み入れている。そんな子どもの姿を、何度も見てきました。ただ、漫画で得た熱量を、どう次の読書体験へとつなげていくかが難しい。そこで、私はAIに相談してみることにしました。

AIがくれたのは「正解」ではなく、「新しい視点」

「うちの子、最近こんな漫画にハマってるんだけど、次にどんな本を勧めるといいかな?」私がAIにそう話しかけると、いくつか候補を提案してくれました。その中にはもちろん知っている本もありましたが、時には「へえ、そんな本があるんだ!」と素直に驚くような出会いもありました。AIは「これが絶対正解!」と教えてくれるわけじゃない。私たちが知らなかった可能性を示してくれる、そんな存在だったのです。そこから私は、「どうすればAIの提案をもっと、自分たちに合った形で引き出せるのだろう?」と少しずつ試してみました。ほんの少し言葉をを変えるだけで、返ってくる答えがまるで違うのです。今回は、私が実際に試して見えてきた、AIと一緒にわが子の興味を掘り下げる3ステップをご紹介します。

実践編:AIと一緒に「わが子の興味」を掘り下げる3ステップ

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AIと対話するときは、少しの工夫で結果がぐっと変わります。

ステップ1:今の好みと願いをそのまま伝える

AIは、漠然とした質問よりも、具体的な対話で真価を発揮します。まずは、わが子が今どんな本に夢中なのか、そして「この読書を通して、どんな力を育んでほしいか」という親御さんの願いを、言葉にして伝えてみましょう。「想像力を豊かにしたい」「自己肯定感を高めてほしい」「友達との関係性について考えてほしい」など、親としての願いをそのまま言葉にして添えてみるだけで、AIの提案はぐっとパーソナライズされたものになります。入力例小学生の子どもにおすすめの漫画を探しています。最近夢中になったのは『Dr.STONE』(集英社)、『はたらく細胞』(講談社)、『宇宙兄弟』(講談社)です。です。この傾向を踏まえて、次におすすめの作品を5つ教えてください。 知的好奇心を刺激されるもので、暴力的な表現は少なめだと嬉しいです。

ステップ2:核心を深掘りし、ジャンルの壁を超える提案を引き出す

AIの提案をもとに、「わが子がどんな点に面白さを感じたのか」もう少し掘り下げてみましょう。AIは、作品の似たジャンルを並べるのではなく、子どもが心を動かされたポイントをもとに、異なる分野の本も提案してくれます。入力例読書レベルの目安は小学校中学年。多少難しい漢字でも、興味があれば読めます。科学的な内容が好きで、主人公が試行錯誤しながら成長する物語に惹かれる傾向があります。それらを踏まえて、歴史・芸術・地理・経済などジャンルの異なる意外な出会いを提案してください。ほんの少し具体性を足すだけで、AIは似ている本ではなく、次の興味につながる本を提案してくれます。「長い物語と短い物語、どちらが好き?」「絵や写真が多い本と、文字が多い本、どちらをよく読む?」「1か月にどれくらい読む?」そんな情報も、AIにとっては大切なヒントになります。

ステップ3:「なぜおすすめなのか」を聞いて納得感を高める

AIがくれたリストを、そのまま子どもに渡すのではなく、「なぜそれをすすめるのか」をAIに具体的に尋ねてみましょう。どんなところが子どもに響きそうかを具体的に聞くことで、親も納得して子どもに本を勧められます。入力例おすすめしてくれた『フェルマーの料理』(講談社)は、うちの子にとってどんなところが魅力になりそうですか? 小学生でも楽しめるポイントをもう少し具体的に教えてください。

AIがくれるのは、「考える余裕」

AIを取り入れてから、私が一番感じているのは、迷う時間がぐっと減ったということです。そのおかげで、子どもと一緒に本を開き、「どこが面白かった?」「どんなことに驚いた?」と話す時間が少しずつ増えています。AIは子育てを代わりにしてくれる存在ではありません。けれど、「どうしよう」という迷いを減らしてくれる、もう一人の頼れる相談相手として、確かに力を貸してくれるように感じています。AIが減らしてくれるのは迷いの部分。そのぶん生まれた時間と心の余裕が、子どもと向き合うあたたかな余白をつくってくれます。もし「次にどんな本を渡そうか」と悩んでいるなら、一度AIに話しかけてみてください。もしかしたら、親も知らなかったわが子の興味の種を照らし出してくれるかもしれません。「うちでもこんな使い方をしている」「AIから意外な気づきがあった」などの体験があれば、ぜひコメントで教えてください。それぞれの工夫や実践が、これからの子育てを考えるヒントになれば嬉しいです。

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X:まり(@m316jp2)

note:まり丨めんどくさいをテクノロジーで解決したい子育て中の主婦

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