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「再視聴でトップクラスに面白い」10年経っても色褪せない作品力…“イマ見たい”心揺さぶる傑作【3選】

  • 2025.11.21

“時を超えるドラマ”は、やっぱり強い

ドラマや映画は毎年たくさん生まれるけれど、10年経っても色褪せない作品って、実はほんの一握り。テンポも映像も価値観も変わった今だからこそ、「あの頃の名作って、やっぱりすごかったんだ」と気づかされる瞬間があります。

今回は、2014〜2015年に放送・公開され、“今観ても刺さる”むしろ今だからこそ刺さる”そんな名作を3つ厳選しました。

深夜にしっとり観ても、週末にまとめて観ても、心を動かしてくれる3本です。

1.『MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~』(2014年)

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WOWOW連続ドラマ「MOZU Season2~幻の翼~」完成披露試写会で撮影に応じる西島秀俊 (C)SANKEI

配信:Huluほか

10年経っても“これほど尖った日本ドラマは他にない”と再評価が止まらない超ハードボイルド作。妻と娘を奪われた公安警察官・倉木(西島秀俊)が巨大な陰謀に迫っていく物語で、展開・演出・アクション・世界観すべてが圧巻。

本作が今刺さる理由は、「物語の重さ」と「映像の本気度」が時代に埋もれていないから。

ドローンも派手な演出もない、それでも画面に釘付けになる迫力。登場人物それぞれの過去、罪、信念が交差する群像劇としても抜群の完成度を誇ります。

SNSでも「残虐なシーンもあるけど満足に尽きる」「主人公たちがの人間のレベルを超えている」と好評が多数。

“濃いドラマ”を求めている人には、迷わず勧めたい1本です。

2.『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』(2015年)

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映画「少年H」完成披露会見 小栗旬 (C)SANKEI

配信:TSUTAYA DISCAS

生田斗真×小栗旬が“正義と復讐”をテーマにW主演した、涙なしでは見られないサスペンス・アクション系ドラマ。孤児院時代に慕っていた大切な人物を目の前で失い、その真相を追い続ける2人の友情と絆が、10年経った今も胸を締めつけます。

この作品が今観ても刺さる最大の理由は、「正義とは何か」「復讐は救いになるのか」というテーマの普遍性。

時代を経た今だからこそ、“ただ悲しいだけではない深い余韻”がより強く響いてきます。

また、2人がひたすらに信じ合い、守り合う関係性にも多くのファンが熱狂。SNSでは「天才的な伏線がよい。絶対に見てほしい。」「コンビが最高」「心に刺さる」と再評価が続出。

10年前のドラマの中でも特に“心をえぐる完成度”を誇る名作です。

3.『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)

配信:Netflix・U-NEXTほか

アカデミー賞作品賞を受賞した、映画界の“転換点”と言われるブラックコメディ。
落ち目の俳優が再起を賭けてブロードウェイに挑む様子を、ほぼワンカットで描く斬新な映像で一躍話題に。

本作が10年経っても刺さる理由は、「SNS時代のセルフイメージ」に驚くほどリンクしているから。

“どう評価されるか”“何者であるべきか”“自分はまだ輝けるのか”…主人公の焦りや虚勢、孤独は、2025年を生きる私たちの心にも深く刺ささります。

俳優・家族・仲間…人間関係の生々しさをブラックユーモアで包みつつ、最後には妙な清々しさが残る一本。

SNSには「主演の演技が素晴らしい」「再視聴でトップクラスに面白かった」とリピーターが多いのも特徴です。

“10年越しでも”心を揺さぶる名作を。

今回選んだ3作品に共通するのは、“テーマが普遍的で、時間が経っても色あせない” こと。

10年前の作品を今観ると、当時とは違う角度でしみる瞬間があるはず。

心を揺らしたいときにぜひ選んでみてください。

“名作は時間を超える”—その意味がきっと分かるはずです。


※記事は執筆時点の情報です