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まるで、子供が見る悪夢そのまま。新感覚の恐怖に襲われる危険な映画『Skinamarink』

  • 2025.11.3
映画『Skinamarink』
©Everett Collection/Aflo

子供の頃に見た悪夢はいつまでも怖い

ホラーを愛してやまない多くの人々が、トラウマとなったホラー作品を告白してくれた特集「もっと怖いもの見たさ。」。感受性が豊かな幼少期に触れた作品を挙げた人も多かった。子供の頃に感じた恐怖は、一生後を引く。

そんな子供が見る悪夢をそのまま映像化したような作品『Skinamarink』。

主人公は幼い姉弟2人。ある夜目が覚めると、父親が消え、家の窓やドアがなくなり、助けてくれる大人も現れず、異変だらけの家でなすすべもなく怪異に襲われていく……。監督のカイル・エドワード・ボールは初長編となるこの作品について、自身が幼少期に見た悪夢を基に製作したことを明かしている。

撮影も実際に彼が幼少期を過ごした家で行われた。セリフはわずかで、青と赤を基調としたVHSテープのような質感で、子供視点の映像が100分間続く。今すぐに抜け出したい一方で、なぜかずっとこの映像の中にいたいとも思わせる危険な作品だ。

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『パラノーマル・アクティビティ』のようなPOVホラーの最新型であるこの作品。新感覚の恐怖を体感してみてはいかがだろうか?

Information

『Skinamarink』

監督:カイル・エドワード・ボール/カナダ/2022年/夜中に目覚めた幼い姉弟の恐怖の一夜を描く。監督のYouTubeチャンネル(@BitesizedNightmares)では、本作の予告編のほか、同じコンセプトのもとで制作された美しく不気味な映像作品を多数公開。本編は輸入盤ブルーレイディスクで視聴可能。

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