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服装でも、髪型でもない…婚活女性が「一発アウト」を出したお見合い相手の"本性を見抜く持ち物"

  • 2025.10.26

結婚相談所で婚活をしている人は、相手のどんなところを見ているのか。主宰する結婚相談所でカウンセラーを務めている大屋優子さんは「身だしなみや持ち物から、相手の普段の生活が透けて見えることがある。毎日触る持ち物から、相手の本性が見えてくる」という――。

※なお、本稿は個人が特定されないよう、相談者のエピソードには変更や修正を加えている

ベンチに座って話す男女
※写真はイメージです
勝負は「出会った瞬間」の前についている

結婚相談所のお見合いでは「出会った瞬間の数秒」でその印象は決まると言われているが、それは実は違う。

相手の印象を良くするには、本人の清潔感ある身だしなみは言うまでもなく、事前の準備は絶対に必要だ。お見合い当日の見せかけの着飾った装いだけでは、好印象は得られない。

つまり勝負は、対面する前から始まっている。持ち物や振る舞いで交際終了は一瞬で起きるのである。実際にお見合いやデートで起こった事例を紹介していこう。

結婚相談所では、お見合いが成立すると、ホテルのラウンジなどで初対面する。待ち合わせは、店のラウンジや、予約があれば席での待ち合わせとなるが、実はその前から、見られていないはずのお見合い相手の目は、こちらを見ていることがある。

とっておきのスーツや、最高に上品に見えるはずのワンピースをお見合いではセレクト。約束の時間の15分前には完璧にスタンバイ。あとは相手の登場を待つばかりと思いきや、それよりも前にお相手は現地到着して、遠くから様子を見ていることがある。

あるホテルの吹き抜けのラウンジでは、上層階から、ラウンジにいるお見合い相手を見ることができる。

横柄な態度で、店員に指示し、席を取っている姿を目撃されたら一発アウト。そんな姿をある女性は目撃し、お見合い前に、お断りしようと決めていたという。

「待ち時間の暇つぶし」も要注意

出会う前から「一発NG」を食らった事例はこれだけではない。

ある蒸し暑い日に、何かのパンフレットのような小冊子で、足を広げて思い切り眉間にしわを寄せながら、顔をあおいでいるお見合い相手の女性を遠くから発見し幻滅。

「中年のおやじ」にしか見えなかったと、その印象でお断りに。

あるいは、約束の待ち合わせ場所に行くと、お相手が何やら熱心にスマホ画面を見ていた。声をかけると、あわてて画面を閉じたが、その画面がゲームだったのが見えてしまい、「大事なお見合い前に、平気でゲームする人は結婚後も暇さえあればゲーム三昧だ」と、お断り。

スマホを見ている人
※写真はイメージです

ほかにも、お見合いのホテルがある最寄り駅に到着。改札を抜けた後に、思い切り肩がぶつかったのに、振り返りも、謝りもしないで、足早に先を行ってしまった相手が、実はお見合い相手だった。言わずもがな、思いやりのかけらもない人と、お断り。

待ち合わせで対面するまで、誰にも見られていないと思っているのは、実は自分だけ。どこに目があるかわからないと、到着駅から緊張感を持ってお見合いに臨んでほしい。

待ち合わせ場所の決め方にも人柄が表れる

お見合いは何とかクリアして、仮交際になったとしても、そのあとも同じくだ。

まずはデートの待ち合わせ場所。

夏の暑い日に、待ち合わせを外に面した駅の改札口を指定した男性。会った瞬間から、顔に汗を浮かべ、シャツに脇汗染みができそうな場所を歓迎する女性はいない。

雨の日なら、足元に雨が吹き込んで、パンプスが濡れるリスクだってある。待ち合わせ場所のセンスのなさに、「仕事ができない男性」認定をくだし、初デート後にお断り。

婚活の待ち合わせ場所は、渋谷のハチ公前とか、銀座三越のライオン前などの屋外ではなく、「天候に左右されない」「アクセス良く分かりやすい」が前提で、快適な温度に保たれていて、近くにトイレがあるとなおよい。この観点から、ホテルのロビーや、デパートや商業施設内はとてもおすすめと言える。

また別のケースでは、駅から予約したレストランまで一緒に歩く道中のこと。自分のペースで歩き、ヒールで早足でもついていくのがやっとの女性にはお構いなし。相手は夢中でこちらに話しかけながら、こちらを盛り上げようとしてくれているが、脚が痛くて、それどころではない。「自分勝手」男性判定で、食事後即座にお断り。

自分のお気に入りの焼肉店を予約して、デートに誘ってくれたまでは良いが、食べる前から、その店のうんちくを語る男性。食べ方についての指示まで入るありさま。こちらは初めての店なのに、とがっかりしてまうだろう。「自己満足の極みだ」と、即終了。

デート前に緊張してしまい、余裕がない振る舞いになってしまうのはわからないでもない。しかし、デートが始まる前から自分勝手な振る舞いをしていたら、相手が悪印象を抱くのは当然だろう。お互いに機嫌よくデートを楽しむためにも、移動中や食事が始まる前の時間の言動にはよりいっそう注意が必要だ。

スーツは綺麗でもスマホケースが汚ければアウト

交際終了リスクが潜んでいるものといえば、持ち物だ。

婚活には「清潔感」が何より重要と言われる。ではその清潔感は、どう体現するのか。以前にも「清潔感」について体毛の観点から解説した記事があるので、そちらも参考にしていただきたい。

お見合いや交際デートで見られる持ち物といえば、財布や携帯がその代表ではないか。実際に結婚相談所の利用者から寄せられた声を紹介していく。

仕立ての良いスーツを着ていて、綺麗な革靴を履いているのに、スマホケースは使い古しのぼろぼろで幻滅。お会計で出したのは分厚い財布。レシートがぎっしり入っているのを見た瞬間、将来は体型管理や金銭管理ができないんだろうなと想像してしまった。

女性が大きなバッグを持っていて、開けた瞬間にちら見えした整理されていない中身に、未来の汚部屋を感じてしまう男性も少なくない。節約が得意だからと、ポイント集めが大好きでカードケースを持ち歩いている人もいるだろう。しかし、無差別にカードが入っていて、必要な時にはそれが出てこないとなると、いざというときに頼りにならない性格だと感じてしまうのも無理はない。

雨の日のビニール傘の骨が錆びていた。錆びるほど傘を大事にするなら、使い古したビニール傘である必要はない。モノを大事にする価値観がズレている。

自己紹介に名刺をくれたが、本来二つ折りの名刺入れが、半開きになるほどもらった名刺であふれている。その中から本人の名刺を出すまでに四苦八苦。その名刺は、角が折り曲がっていて、出世できない人と感じた。

といったように、婚活に励んでいる人々は相手の持ち物から人間性を判断しているものなのだ。

高価なことよりも、清潔であることが重要

「持ち物」は、相手を一瞬で幻滅させるリスクがあるということ。清潔で整理されていることは重要だ。

大屋優子、現代洋子『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)
大屋優子、現代洋子『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)

高価なブランドものを持つ必要はない。むしろ、一目でブランド名がわかるような持ち物は避けたほうが、地に足がついた金銭感覚を垣間見られる。気に入ったものを長く大事に使う人は、非常に好感度が高いが、モノが「汚い、古い」ということは、「だらしなく、雑」な生活を想像させるのだ。

大事に丁寧に使ってきた持ち物と、使い古したものとでは、天と地の差がある。

成功する婚活は、お見合いから始まるのではない。「会った瞬間に、待ち合わせで、もっといえばその人が持っている持ち物」で、「人間性や価値観や清潔感」を問われる。

だから婚活は、会う前からの準備が大事なのである。会う前から勝負は決まっているのだ。

大屋 優子(おおや・ゆうこ)
結婚カウンセラー
1964年生まれ、株式会社ロックビレッジ取締役。ウエディングに特化した広告代理店を30年以上経営のかたわら、婚活サロンを主宰。世話好き結婚カウンセラーとして奔走。著書に『余計なお世話いたします 半年以内に結婚できる20のルール』(集英社)がある。

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