オアシス再結成のキーパーソン、リアム・ギャラガーの婚約者デビー・グウィザーとは？

再結成ツアーで世界各地を巡っているオアシスが、ついに10月25日・26日に東京ドームで来日公演を開催する。1994年に結成したオアシスは数々のヒット曲を発表し、大旋風を巻き起こすも、2009年に突如解散。長年けんか別れしていたギャラガー兄弟を仲直りさせ、再結成の立役者とされるのが、リアム・ギャラガーの長年の恋人デビー・グウィザーだ。

53歳のリアムより11歳年下のデビーは、2013年に当時リアムを担当していたマネジメント会社Quest Managementでパーソナル・アシスタントとして働き始めたことがきっかけで、彼と出会った。2014年にリアムがニコール・アップルトンと離婚した後に交際を始め、2019年にイタリア・アマルフィでリアムがプロポーズして婚約。コモ湖で挙式する計画を立てていたものの、コロナ禍により延期され、2023年にもリアムが股関節の手術を受けることになり再び延期。そして最近、オアシスの再結成のために3度目の延期をしたと伝えられる。

『Daily Mail』によると、恋人であり、マネージャーでもあるデビーは、破天荒な言動で知られるリアムに物申すことのできる数少ない一人で、彼の生活に落ち着きをもたらしたとされている。「デビーはリアムにとって何が最善か知っていて、彼に厳しい」と友人が証言。リアムは彼女の言うことに耳を傾け、彼女を崇拝し信頼しているそうだ。

ロンドンとコッツウォルズでデビーと暮らすリアムは、以前ほど飲み歩くことがなくなり、代わりに朝5時に起きてランニングをし、デビーと愛犬ボタンズを散歩させる。そんな健康的な生活を送るようになった彼は、友人たちから「新生リアム」とまで言われているそうだ。

またオアシス解散の後に出会ったデビーは、過去に縛られない新しい視点と冷静な頭脳で、粘り強くギャラガー兄弟の和解を訴え続け、不可能とみられていた再結成に導いたという。情報筋は、「彼女はリアムを兄ノエルと一緒にステージに戻すと固く決心した。彼女はリアムの家族、特に母親のペギーを愛しており、彼女のためにも関係修復を望んだ。彼女なしには実現しなかった」とコメント。「この能力を活かし、国連で働くべきだ」とまで称賛している。

なお、過去のパートナーとの間に4人の子どもがいるリアムだが、デビーは彼らとも仲が良いという。リアムはそんな彼女に「救われた」と英音楽誌『Q』に語っている。「デビーが、落ちていく俺をすくい上げてくれた。『バカは止めろ』と言ってくれたんだ。外へ連れ出し、世界の違う人を紹介し、新しいことをさせてくれた。彼女こそ清風であり、すべてが良くなった。二人で同じことをするのが好きだし、笑うことも好きだ。まさに理想の相手、ソウルメイトに出会えた。子どもたちも男友達も、みな彼女を好きだから、最高だ」

Text: Tae Terai

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