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7回目のデートで、38歳男性「実は結婚したら…」→続けて放った“予想外の一言”に、35歳女性「もっと早くに知りたかった…」

  • 2026.9.27
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

婚活では、現在の職業や年収だけでなく、結婚後にどのような働き方をしたいのかも重要な話題になります。

特に転職や独立など、収入や生活リズムが大きく変わる可能性がある場合、本人にとっては前向きな挑戦でも、相手には生活設計を見直すほど大きな情報になることがあります。

今回の二人も、仕事について大きな不安を感じないまま交際を続けていました。
ところが、真剣交際を考える段階で男性から初めて将来の独立計画が明かされ、女性はその場で返事を出せなくなります。

年収720万円の会社員という前提で、結婚後を考えていた

38歳のAさんは会社員として働いており、年収は約720万円でした。
35歳の女性とは約3か月で7回デートを重ね、会う回数が増えるにつれて結婚後の生活についても話すようになっていました。

女性も仕事を続ける予定で、二人とも共働きを希望しています。

住む場所や生活費の分担について大きな意見の違いはなく、女性はAさんについて「現実的に将来を考えられる人」という印象を持っていました。

Aさんの仕事が安定していることも、女性が安心していた理由の一つです。
もちろん、年収だけで相手を見ていたわけではありません。

ただ、現在の働き方や収入も含めて、家賃や貯蓄、将来の住宅購入などを考えていたのは事実でした。

Aさんも女性との関係に手応えを感じており、7回目のデートを迎える頃には真剣交際について具体的に考えるようになっていました。

「実は結婚したら会社を辞めて」で女性の前提が崩れた

7回目のデートでは、二人で雰囲気の良いイタリアンレストランを訪れました。
食事をしながら結婚後の働き方について話していたとき、Aさんがこれまで出していなかった話題を口にします。

「実は結婚したら会社を辞めて、前から考えていた仕事で独立したいんだよね」

女性は驚き、「それって、もう具体的に考えてるの?」と聞き返しました。

Aさんは、「せっかく家庭を持つなら、自分が本当にやりたい仕事にも挑戦したい」と説明します。

けれど、テーブルの向かいに座る彼女の表情から、すっと血の気が引いていくのをAさんは見落としていました。

「それって……いつ頃の話? 具体的に決まってるの?」

「いや、まだ具体的に退職時期とかを決めたわけじゃないよ。でも結婚を機に、早いうちに動き出したいなと思って」

彼女はそっとグラスを置くと、深く、静かな溜息をつきました。その瞳に浮かんでいたのは感動でも共感でもなく、背筋が凍るような強い戸惑いでした。

「……もっと早くに知りたかった」

女性は、独立すること自体を否定したわけではありません。引っかかったのは、「その話を今まで一度も聞いていなかった」という点です。Aさんが現在の会社で働き続ける前提で、結婚後の生活を考えていたため、女性にとっては突然土台が変わったように感じられました。

男性には“初めて話せた夢”、女性には“後から変わった条件”だった

Aさんには、将来の計画を意図的に隠していた認識がありませんでした。

まだ実現するか分からない段階で話しても仕方がないと考えており、結婚を意識できる相手だからこそ初めて打ち明けたつもりだったのです。
さらにAさんには、「家庭を持つことが人生を見直すきっかけになる」という思いもありました。

現在の仕事に大きな不満はないものの、このままずっと会社員として働き続けるより、以前から興味があった分野へ挑戦したい。

結婚を機に生活基盤を整えたうえで、一歩踏み出したいと考えていました。

一方、女性の受け止め方は違います。

結婚後の家計について話すときも、Aさんの現在の収入を前提に考えていました。
もし独立直後に収入が大きく下がれば、貯蓄額や住宅購入の時期も変わります。

さらに、Aさんが事業に集中するため長時間働くようになれば、生活リズムにも影響するかもしれません。

女性が気にしたのは、「会社員を辞めること」だけではなく、それだけ大きな将来計画を真剣交際直前まで知らなかったことでした。

Aさんにとっては、関係が深まったからこそ共有した話。
女性にとっては、関係が深まる前に知っておきたかった話だったのです。

真剣交際を保留し、独立後の生活を数字で確認した

女性はその場で交際終了を決めませんでした。ただ、予定していた真剣交際への返事はいったん保留します。

「独立したいなら反対する」という話ではなく、自分がどのような生活になるのか分からないまま次の段階へ進むことに不安があったからです。

次に二人が話したとき、女性はAさんへ具体的な質問をしました。

  • いつ頃会社を辞めたいのか
  • 独立までにどの程度の資金を準備する予定なのか
  • 最初の一年でどのくらいの収入を見込んでいるのか
  • 予定通りに仕事が増えなかった場合、会社員へ戻る選択肢はあるのか

Aさん自身、そこまで細かく整理していない部分が多いことに気づきました。

「結婚したら独立したい」という思いはあっても、家族の生活費まで含めた計画にはなっていなかったのです。そこでAさんは、すぐに退職する前提をいったん外しました。まず副業や準備期間を設け、一定の売上や貯蓄を確保してから独立を検討する案も含めて考え直すことになります。

女性も、「独立しないでほしい」と結論を決めるのではなく、生活への影響が見えるなら改めて判断したいと伝えました。二人は真剣交際を急がず、Aさんの将来計画をもう少し具体化したうえで、再度話し合うことにしています。

働き方が変わる予定は、現在の条件とは分けて確認する

婚活では、現在の職業や年収がプロフィール上の重要な情報になります。ただし、今の仕事が結婚後もそのまま続くとは限りません。

転職、独立、起業などを考えているのであれば、それが結婚生活へどの程度影響するのかも相手にとって重要な判断材料になります。もちろん、まだ実現するか分からない夢を早い段階ですべて話す必要があるとは限りません。

一方で、結婚後すぐに退職したいほど具体的な希望があるなら、相手が現在の仕事を前提に生活設計を固める前に共有しておいたほうが認識のずれを防ぎやすくなります。

その際、「独立したい」という希望だけでは不十分です。

いつ動くのか、準備資金はいくら必要なのか、収入が安定するまで生活費をどうするのか、うまくいかなかった場合はどうするのか。
こうした点まで話せると、相手も単なる不安ではなく現実的な条件として考えられます。

夢を持つことと、結婚相手に生活上の見通しを共有することは別の問題です。将来の働き方が大きく変わる可能性があるなら、「いつかやりたい話」で終わらせず、二人の生活にどう影響するのかまで整理して伝えることが大切です。


※掲載しているエピソードは、プライバシー保護のため一部設定・状況を変更して再構成しています。

執筆:望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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