1. トップ
  2. 恋愛
  3. 【60代の健康】60肩と肩こりの違いは?整形外科医に聞いた「間違いがちな不調」のポイント

【60代の健康】60肩と肩こりの違いは?整形外科医に聞いた「間違いがちな不調」のポイント

  • 2025.10.22

肩に痛みや違和感がある……もしかしたらそれは、「六十肩」かもしれません。そのまま放っておくと、日常生活に支障が出ることも。そこで六十肩について、肩関節を専門とする整形外科医・歌島大輔先生にお話を伺いました。

そもそも「六十肩」ってなに? 自分の状態を正しく把握しましょう

六十肩について、肩関節を専門とする整形外科医・歌島大輔先生にお話を伺いました。 「六十肩とは、肩関節まわりに炎症が起こる病気・肩関節周囲炎を指す俗称です。じつはこれ、よく耳にする四十肩や五十肩とまったく同じもの。40代に起こる肩関節周囲炎が四十肩、50代に起こる肩関節周囲炎が五十肩と呼ばれているのです。いずれも明確な原因はわかっておらず、加齢や外傷など複数の要素が複合的に関係することで起こると考えられています。 六十肩は、自分で判断するのが難しい病気です。間違われやすい不調に、肩こりと腱板断裂があります。肩にまつわるトラブルは、だいたいこの3つのどれかに該当します。肩こりとは肩まわりの筋肉が緊張してかたくなった状態のことで、腱板断裂とは肩関節を固定させる腱が負傷し、断裂してしまった状態のこと。こう聞くと、どちらも六十肩とは大きく異なることがわかりますが、発症している本人からするとその違いはかなりわかりにくいもの。迷ったときは自己判断せず、病院で診てもらうようにしましょう。 六十肩は、その俗称の響きからも多くの人が軽視してしまいがち。しかし、油断は禁物です。六十肩も悪化すると日常生活に大きな支障をきたす恐れがあります。まずは自分の状態を把握し、それを侮ることなく正しい対策をとっていきましょう」

六十肩とは

●肩関節まわりに炎症が起きている状態
●原因ははっきりしていない肩まわりが痛い、腕が上げにくいなどの症状がある
●重症化すると手術の可能性も

六十肩と間違いがちな不調

肩こり

●肩まわりの筋肉が緊張している状態
●悪い姿勢、運動不足、ストレスなどが原因
●首まわりや背中が痛いなどの症状がある
●肩こりで手術することはないが、放置すると六十肩や腱板断裂につながることもあるため注意

腱板断裂

●肩関節を固定させる腱板が切れてしまった状態
●加齢が主な原因
●肩まわりが痛い、腕が上げにくいなどの症状がある
●重症化すると手術の可能性も

3つの不調の痛みが出る場所の違い

六十肩、肩こり、腱板断裂のうち、肩こりだけ痛む場所が異なります。鎖骨の先端よりも外側(腕側)が痛いときは六十肩か腱板断裂、内側(首側)が痛いときは肩こりの可能性が高いです。不調を感じたときのひとつの目安に。


今回六十肩について教えてくれた歌島先生の著書『肩こり・五十肩・腱板断裂 肩の痛みがよくなるすごい方法』(Gakken)好評発売中!

イラスト/ green K 構成・文/平井薫子 ※素敵なあの人2025年11月号「その痛み、「六十肩」かも?」より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売を終了している場合があります。
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください。

教えてくれたのは 歌島大輔先生

日本整形外科学会・日本専門医機構認定整形外科専門医。肩関節、肩関節鏡手術、スポーツ医学を専門とし、メディアや自身のYouTubeチャンネルで肩の健康に関する情報を発信。

この記事を書いた人 素敵なあの人編集部

「年を重ねて似合うもの 60代からの大人の装い」をテーマに、ファッション情報のほか、美容、健康、旅行、グルメなど60代女性に役立つ情報をお届けします!

元記事で読む
の記事をもっとみる