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【衝撃】イマドキ若者「ことし雑誌を買ってない」…なんと8割!むしろ “2割” は、何のために雑誌を買ったのか?

  • 2025.10.20

かつての「トレンド発信源」は今

雑誌のイメージ
雑誌のイメージ

ワカモノリサーチ社が若者を対象に「紙の雑誌」に関するアンケート調査を実施、その結果を発表しました。今年(2025年)に紙の雑誌を買ったかという問いに対し、約8割が「買っていない」と回答する衝撃的な結果が明らかになりました。

SNSの日常化によりオールドメディアの衰退がささやかれる昨今、書籍・雑誌・新聞といった紙媒体も大きな影響を受けています。手に持って本を読む、電車内で新聞を広げる光景はめっきり見かけなくなりました。

調査は2025年8~9月、全国の15~20歳の男女を対象にウェブ上で実施。931人から回答を得たものです。それによると「あなたは今年“紙の雑誌”を買いましたか?」という問いに、79.6%が「買っていない」と回答。「買った」は20.4%にとどまっています。

まず買わない理由について、スマホで情報を得られる、InstagramなどのSNSで紙の雑誌の情報を知れるといった回答もある中で、最も多かった意見は「雑誌に興味がないから」。かつてはあらゆる若者文化の発信源とあり無数のトレンドを生み出してきた媒体の、時代の変化による役割の終焉(しゅうえん)を感じさせる結果となりました。

買わない理由はほかに「雑誌は高いから」「無駄遣いだと感じる」「SNSならお金が掛からない」など、お財布事情に関連するものも目立ちました。昨今の雑誌は原材料の高騰などを背景に、付録付きなら1000数百円のものも珍しくありません。ましてや物価高騰などで余裕のない時代です。SNSで無料で情報が得られるなら、若者がそちらを選ぶのは何ら不思議ではありません。

一方、「今年紙の雑誌を買った」と回答した20.4%の若者は、一体何を目的に雑誌を購入したのでしょうか。その理由として最も多かったのが「推しが出ているから」「推しが表紙を飾っていたから」「推しの特集があるから」などの推し活関連。「推しの特集しか読まない」「推し以外はスルー」という意見もあり、雑誌の内容やクオリティーより「推し」の有無が購入判断の最重要ポイントになっていることが判明しました。

その他にも「付録がかわいかったから」「付録が気に入った」など、付録目当てで雑誌を購入する若者も多く、「付録が欲しいのにい要らない雑誌がついてくる」と考える読者もいるようです。今の雑誌を支えているのは、推しと付録という2大要素の存在が欠かせないようです。

(LASISA編集部)

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