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張本智和が認めた“世界王者撃破”の18歳・松島輝空の進化 全日本王者は「ポテンシャルの証明」トップ10浮上にも期待

  • 2025.10.19
張本智和、松島輝空(C)WTT
SPREAD : 張本智和、松島輝空(C)WTT

ノジマTリーグ 2025-2026シーズン」が18日、東京都の代々木第二体育館にて行われ、岡山リベッツは木下マイスター東京と対戦。ビクトリーマッチの末に3-2で勝利し、今季5勝目を挙げた。
この試合で第2マッチと第5マッチに起用され、勝利に導いたのが張本智和。「第28回 ITTF-ATTUアジア卓球選手権大会 2025」で日本の銅メダルに貢献したエースは、アジアでの激闘を振り返りながら、チームメイトの活躍について語った。

■ダブルスでペアを組む後輩の台頭

インドで行われたアジア選手権では、中国との準決勝でマッチカウント2-3の激闘を繰り広げた日本男子。第1マッチで張本智が世界ランキング7位の梁靖崑をフルゲームで撃破すると、エースに続いたのは18歳の松島輝空だった。世界王者・王楚欽相手に真っ向勝負を挑み、3-2で勝利。中国をあと一歩のところまで追い込んだ。
国際大会でダブルスを組むこともある張本智は、18歳の成長をそばで見届けてきた一人。「松島選手はすごくよかった」とインドでの戦いを称賛しつつ、「彼は(2024年に行われた)釜山の世界卓球でデビューして、予選の台湾戦でもいい活躍をしていた。今回も初めての2点起用で韓国戦を乗り切り、中国戦では王楚欽に勝った。松島選手の最近の伸びは、WTTを含めてすごいと思う」と後輩の成長を認めた。
松島は、今年1月に行われた全日本選手権で張本智、篠塚大登というパリ五輪代表を連破して初優勝。世界ランキングを日本男子2番手の16位に上げるなど、次世代を担う存在から、新たな主軸の一人へと変貌を遂げている。
14歳208日での最年少優勝記録を持つ張本智は、「全日本のチャンピオンは全員にとってのスタートで、そのスタートに立てるのは全日本チャンピオンしかいない。過去には戸上(隼輔)選手、宇田(幸矢)選手、及川(瑞基)選手がいた。そのタイトルを高校生で獲ったのは、それだけのポテンシャルがある証明です」と、その才能に太鼓判を押した。
今後の日本男子の勢力図について、松島、戸上隼輔の名前を挙げながら、「松島選手も途中には少し時間がかかったかもしれないですけど、今年の全日本から一気に来たなと思います。いまや世界ランクも10位台中盤。彼と戸上選手は、来年にはトップ10も見えてくるのかなと思います」と、期待を込めながら語った。

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