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【志麻さんのシンプル過ぎる!】ホワイトソース不要!牛乳で「ジャガイモのグラタン」作ろう!想定以上!

  • 2025.10.18

管理栄養士のともゆみです。タサン志麻さんがじゃがいもを使ったグラタンの作り方をYouTubeで披露していました。元々フランス料理を専門とする方なので、志麻さんの作るグラタンは本格的でおいしいだろうと容易に想像できます。一般的なホワイトソースをかけるグラタンとは作り方が違うし、とてもシンプルな材料ですが、期待して作ってみたいと思います。


YouTube『タサン志麻』は、簡単な料理から特別な日の料理まで、志麻さんが日々の料理を紹介するチャンネルです。志麻さんの作り方をそのままそっくり作るのではなく、人それぞれ好みが違うから、それぞれの好きな味を探してほしいと、動画の中でいろいろな提案をしてくれます。

今回は、その中からじゃがいものグラタンを作ってみたいと思います。

「ジャガイモのグラタン」の材料と作り方

【材料】
じゃがいも…10個(メークインがおすすめ)
にんにく…3かけ
牛乳…1L(かぶるくらい)
有塩バター…20~30g(好みで)
塩・こしょう…各適量

※今回は上記の半量で作りました。



【作り方】
1. じゃがいもの皮を剥いて、0.5cmの厚さにスライスします。



2. 1を鍋に入れ、かぶるくらいの牛乳を入れます。



3. にんにくは半分に切り、芯を取って潰します。



4. 2の鍋に3と塩、こしょうを入れて、強火にかけます。1度沸騰させてから火を弱め、ポコポコと静かに煮立つ火加減にします。弱めの中火くらいにしました。



5. 表面にできる膜を切って、湯気の通り道を作ります。10分くらいしてじゃがいもがやわらかくなっているか確認します。味見をして塩分が薄すぎたら塩を追加します。


6. グラタン皿にバターを塗り、5のじゃがいもを入れます。表面をなるべく平らに整えると仕上がりがきれいになります。



7. 5の汁を6のじゃがいもの上にかけます。もし汁気が多く、グラタン皿に入りそうもなかったら、中火で煮詰めてからかけます。今回は汁気がだいぶ減って少なかったので、そのままグラタン皿に入れました。



8. 7の上に好みでバターをのせます。



9. 200℃で予熱したオーブンで焼き色が付くまで30分ほど焼きます。今回は半量だったので、20分で焼き色が付き、取り出しました。チーズをのせなくても焼き色ってきれいに付くんですね。出来上がりです。



すっごくおいしい♪♪♪



シンプルな見た目ではありますが、すっごくおいしいです。牛乳が濃縮されて生クリームを使ったようなコクとミルキーさ、乳製品の甘さが際立っています。じゃがいもの厚さがちょうどよく、ほくほくした食感が感じられながらも、煮汁が絡んで一体化しています。また、にんにくのほのかな風味が隠し味となり、おいしさに一役買っていますね。

じゃがいもの成分

じゃがいもの主成分はエネルギーとなる炭水化物が多く含まれ、そのほとんどがでんぷんです。ほかに注目の栄養素はビタミンCとカリウムです。ビタミンCは水溶性で本来調理による損失が大きい栄養素ですが、じゃがいもに含まれているビタミンCは、でんぷんに包まれているため流失しにくく熱にも強いのが特徴です。ビタミンCは抗酸化成分で、風邪予防や老化防止が期待できる栄養素です。カリウムは余分なナトリウムを体外に排出して高血圧予防に役立ちます。

シンプルなグラタンでしたが、想像以上においしかったです。何度も作りたくなるような料理ですね。ホワイトソースを作ってかけるグラタンよりも簡単です。これはおすすめ、ぜひ作ってみてくださいませ。

参考文献:
一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修 飯田薫子 寺本あい 西東社

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