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お金・一人暮らしを強調する彼氏の母親と初対面。不穏な空気を察知した。奨学金で結婚を渋られた私|ママ広場マンガ

  • 2025.10.6

上京してひとり暮らしをしているまひろさんは大学生。夢を叶えるために奨学金を借りて大学進学しました。まだ下に弟や妹がいるので親に負担はかけられず、自炊をしたりアルバイトを掛け持ちしながら節約生活をしている中で、年上の彼氏タモツさんとはアルバイト先で知り合いました。タモツさんは実家暮らしなので、お泊りはもっぱらまひろさんの家。デートのときにもタモツさんばかりに負担をかけないように、まひろさんは割り勘にしたりガソリン代を払ったりと気を使っていました。出費もあり、光熱費が予算オーバーなこともあり、まひろさんは節約を頑張らなくてはと思っていましたが、実家暮らしだからなのかタモツさんは節約に無頓着。まひろさんの家でもクーラー17度設定で窓を開けっぱなしにしていたり見ていないテレビをつけっぱなしだったり、シャワーをしっかり止めずに水がポタポタ漏れていたりするのでまひろさんは奨学金や節約のことを打ち明けました。すると「偉いな」と言って、自分も節約に協力してくれると言ってくれたタモツさんでしたが、実際にまひろさんから気をつけて欲しい浪費のいくつかの例を聞いただけで「細かい」「母さんみたい」とドン引きしてしまいました。結果、できる範囲でお願いしたいと言うまひろさんに気のない返事をしたタモツさんでした。

お金が無いと思われているのかも

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ある日、私は突然タモツの実家に招待されて驚きました。「なんかさぁ、親がまひろを家に連れてこいってさ~」と、対して気にもしていなさそうなタモツですが、「ちゃんとご飯とか食べてるか心配だとか言ってた」という言葉を聞いて、私はお金がないって思われてるのかなぁとなんとなく感じました。

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しばらくしてタモツの家を訪れると、明るくてさばさばした感じのお母さんと初対面しました。きちんと挨拶をし、手土産を渡しました。

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タモツのお母さんは、「奨学金を借りてるんでしょ?大変なのにごめんなさいねぇ。今日は色々作るから、食べて行って!ひとり暮らしだと栄養も偏るでしょ」と笑顔で言ってくれましたが、なんとなく心に引っかかるものが否めませんでした。

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キッチンに戻ったタモツのお母さんは「あらやだっ」と急に慌て始めました。「タモツの好きな唐揚げ作ろうと思ったのに油が少なくて揚げられないわ~!!」と。栄養の偏りを心配してくれて、唐揚げ。ちょっとだけそう思いましたがもちろん黙っていました。「じゃあ別のでいいよ」というタモツに「でもしたごしらえまでしたのよ~!?」と、やけにおおげさに困ったわ~と騒いでいます。

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お母さんにそうまで言われてタモツは「仕方ないなぁ、買ってくるよ」と、私にはゆっくりしてて、と言い残して油を買いに出かけました。「ありがとう~」と嬉しそうに見送ったお母さんでしたが、ぱたんとドアが閉まった瞬間、「・・・ねぇまひろさん。」と振り返ったお母さんの明るい笑顔が急に変わりました。

一人暮らしをしている息子の彼女を家に招待してご馳走してくれるお母さん。とても優しくて嬉しいことのようですが、言葉の端々や表情で、まひろさんにはなんとなく(お金が無いとおもわれているのかな)と感じる雰囲気があるようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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