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塾に通わず小学校受験はできるのか!?塾なしで挑戦しようと決めた話

  • 2025.10.5

こんにちは。元教員で12年間小学生を教えていた、家庭での知育で3歳の娘をIQ130まで伸ばしたまーやです。お子さんが生まれたとき、将来どんな風に育っていくのだろうと想像するママやパパは多いと思います。そして教育についても考えた時に、中学受験や小学校受験など「受験」を選択肢に想定するご家庭も多いのではないでしょうか。首都圏に比べて塾や情報が少ない地方に住んでいると、「どうすればいいのだろう」と不安に感じることもあるかもしれません。今回は、私たち家族が地方で「塾なし小学校受験」を決めた経緯をお話しします。

娘の受験を一度は諦めた日

娘が生まれ、子育てに少し余裕ができた頃、私たちは娘の教育環境について考えるようになりました。夫婦ともに教員だったので、教え子たちの中には受験をする子もいて、以前から子どもの学びには強い関心がありました。「もしかしたら、うちの子には小学校受験をさせてみるのもいいかもしれないね」そんな話をしたこともあります。ただ、当時は夫婦ともに教員として働いていたため、学校行事やPTA活動に十分に参加できるか不安が。また、地方に住んでいる私たちには、小学校受験に関する情報も学校の選択肢も非常に少なく、一度は受験を断念しました。

在宅勤務がくれた、新しい選択肢

しかし、人生には予期せぬ転機が訪れるものです。数年後、私が教員を退職し、在宅で仕事ができるようになったことで、私たち夫婦の子どもとの関わり方が大きく変わりました。娘と過ごす時間が増え、改めて子どもの成長と向き合うようになり、夫と地域の学校事情なども含めてじっくりと話し合う機会を持つことができました。「もう一度、小学校受験を考えてみない?」私がそう提案すると、夫も賛成してくれました。在宅で働けるようになった今なら、情報収集も娘との時間も確保できる。この話し合いが、私たち家族にとって、新たな道を開くきっかけとなったのです。

「塾に通わない」と決めた理由

小学校受験を再検討することになった私たちは、まず、情報収集を始めました。やはり地方には小学校受験専門の塾は少なく、何とか見つけた教室へ体験に行ってみることにしました。娘は朝からやる気満々で、全力でその体験授業に臨みました。真剣に先生のお話を聞き、お友達と課題に取り組む姿を見て「娘がやる気ならこういう教室に通うのもいいのかな」と感じていました。しかし、体験が終わって感想を聞くと、娘の反応はイマイチ…。「もっと難しい問題がやりたかった」というのです。それを聞いて夫婦で話し合った結果、私たちは「今は塾に通わせなくても、家で対策できることからやってみよう」と判断し、塾に通わないという選択をしました。

家族の協力が子どもを強くする

この一連の経験を通して、私たち家族がたどり着いたシンプルな答えがありました。それは「家族で塾に通わない選択をしたからこそ、より夫婦で協力して娘の受験に向かって頑張っていく」ということです。受験対策は、決して専門家に任せきりにするものではなく、家族が主体となって取り組むことに大きな意味があるのだと気づかされました。もちろん塾に行かない方が不安はつきまとうし、家庭への負担も大きいです。ですが、子どもにとって、お父さんとお母さんが協力してくれているという安心感は、何よりも大きな自信につながるのではないかと考えています。これからさまざまな問題が出てくることと思いますが、気乗りしない教室に娘が通うより、家で対策するのは我が家らしいと感じます。

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おわりに

「小学校受験に興味はあるけど、都内のように情報も塾も少ない地方だからどうしよう」と悩んでいる保護者の方は、たくさんいらっしゃると思います。受験を決めると、情報収集しなきゃ、周りで受験する子はいる?などと焦る気持ちが生まれてくるかもしれません。ですが、大切なのは、夫婦のどちらかが頑張るのではなく、家族が力を合わせることだと思っています。子どもが最も安心できる環境で、共に目標に向かって進んでいくこと。それが、きっと素晴らしい未来につながっていくと考えています。もし、同じように地方に住んでいて小学校受験を視野に入れたいご家庭は、これからも私たち家族の行方を見守っていただけたらと思います。

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Instagram:まーや(@ma_ya.chiiku)

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