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狭すぎる!? 50平米賃貸マンションに5人家族で暮らし。幼少期に憧れた「豪邸」とのギャップがチラつく。

  • 2025.10.2

広いお家、あこがれるわ~と思うことってないでしょうか。そうです。

幼少期の趣味=住宅広告の間取りチェック

幼少期、私の趣味のひとつは、新聞に挟まった住宅広告のチラシを眺めることでした。広いお家の広告を見ては、ここがお姉ちゃんの部屋、妹はここかな。私はこの角部屋にベッドを置いて…なんて、勝手に妄想するのが大好きでした。当時の我が家は、ごくごく普通の中流家庭が選びそうな、ド中流のマンション。広すぎず、狭すぎず。特に不自由は感じていませんでしたが、チラシに載っている広々とした間取りを見ては、「こんなお家いいなぁ」と憧れだけは強く募らせていたのです。そんな私が高校生になって入ったのはテニス部。大会でいろいろなテニスコートに行く機会がありました。その中には、信じられないほどの超高級住宅街のど真ん中にあるコートもありまして。コートにたどり着くまでの道には、「ザッ豪邸!」と叫びたくなるような大きなお家がずらり。

ひや~どうやったら豪邸に住めるんだ?

友人と「私はあの家に住む!」「いや、あそこでもいいな~」なんて冗談を言い合っていました。そして、ふと心によぎる疑問。どうしたらあんな広いお家に住めるんだろう?一緒にいた友人はキラキラした目で「私はキャリアウーマンになって、こんな家に住む!」と即答。私は「そうだねぇ。勉強したらいつかは…」と曖昧に返しつつ、妄想の世界に浸っていました。そう、高校生の私達の発想は、いっぱい勉強して、いい感じの職業に就けばこんなお家に住めるのではないの?と本気で思っていたのです。

あれから随分と月日が流れました…私と友人の現在地

月日は恐ろしく早く過ぎ去り、気づけば余裕で20~30年。かつての友人は宣言通りキャリアウーマンになり、首都圏で子育てしながらバリバリ働いています。人間離れした体力とおばけ級のコミュ力で、ザ・ワーキングマザーを地で行っている様子。一方の私はというと、大学受験に失敗した後、なんだかんだで大学院まで進み、氷河期の厳しい就職市場を何とか突破。運にも助けられ、研究職として働き続けています。どちらも「男性並みに働いた」と言ってもいいくらい働いてきました。では、その結果――豪邸に住めているのか?

豪邸? いいえ、50平米です

友人は15年前に都内にマンションを購入。今となっては値上がりして資産的価値はあるでしょう。でも、あの頃憧れた「高台に並ぶ豪邸」とはちょっと違います。そして、我が家。…はい、まだ50平米の賃貸マンションに住んでおります。しかも、5人家族で。夫、小6、小4、年長の男子3人、そして私。もうね、狭いなんてもんじゃない。子どもたちは部屋でサッカーを始めたり、戦いごっこを繰り広げたり。「やめてー!部屋が狭いんだ!」と何度叫んだことか。幸い、壁や建付けは丈夫なので、ご近所の生活音がダイレクトに聞こえるわけではなく、そんな点にも非常に助けられています。はい。

狭いけど出られない「魔法の理由」

正直、私自身は「そろそろ引っ越してもいいかな」と思っています。来年から長男は中学生になりますし、もう大きいんですよ。いい加減『もう中』ですよ。ためになったね~ためになったよ~しかーし!こんな狭い家を引っ越すことに、子どもたちは全力で反対。理由はシンプル。生まれてからずっと同じマンションに住んでいるから、愛着がすごいのです。これを何千回も繰り返し、結局、今日まで住み続けています。同じ階や上下階には同級生がいて、ご近所さんとも顔なじみ。「何かあったらうちに来て!在宅勤務しているから」と声をかけてくれる優しい大人たちもいます。狭いけれど、安心感とコミュニティはプライスレス。こればっかりは、広さでは買えないものだなと実感しています。

でもやっぱり…狭い!

とはいえ!繰り返しますが50平米です。家族で泊まるホテルや旅館の方が広いことすらあります。チェックインした瞬間「ひろっ!」とテンションが上がり、「かくれんぼが出来る~」と子どもたちが広さを楽しむこともお約束。私も心のどこかで思います。「幼少期にチラシに穴が開くほど間取りを見つめていた私が…ここで満足していいの?」子どもの頃の夢と現実のギャップって、意外とこんなところに表れるんだなと思います。「豪邸に住みたい」と言っていた私。結果は、50平米の賃貸マンション。でも、思うのです。部屋が狭いために、掃除するエリアが少ない。コックピットのようなコンパクトなキッチンのおかげで無駄がない。あれどこだ?と探し回ることもそこまでない。うむ。豪邸に住むのが幸せなのか?(やけくそ)それとも、狭くても家族やご近所との関係に恵まれて暮らすのが幸せなのか?正直、分かんなくなってきた~~

結論!豪邸より「今ここ」

子どもの頃の私に教えてあげたい。「広さや立派さじゃないよ。お家における幸せの基準は、人それぞれ変わるんだよ」って。もちろん、広いお家に憧れはまだあります。でも、毎日がドタバタで、時に笑いにあふれている50平米の生活も、悪くないのかもしれません。いつかは引っ越す日が来るかもしれない。でも、「狭い~!」と叫びながら家族で暮らす今の日々は、きっと将来「懐かしい思い出」になるんだろうなと思っています。

おわりに

狭小住宅に住んでいる皆さん。「うち、もう無理だわ!」と嘆きながらも、意外とそこでしか得られない幸せが転がっているかもしれません。だって、豪邸に住んでいたら、「部屋が広すぎて子どもの居場所が分からない!」「掃除するエリアが多すぎる」「あの遠い部屋に忘れ物をしちゃった。取りに行くの時間がかかる~」なんて別の悩みが出てくるかもしれません。結局のところ――人生は「間取り」より「間(あいだ)取り」。家族や人とのつながりの“間”をどう過ごすか。そこにこそ、幸せがあるのだと思う今日この頃です。

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