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【韓国エンタメ】韓国ドラマの名バイプレーヤー俳優チョ・ハンチョルが「Kドラマ上映会」に来日!「役づくりのためにすること」とは?独占インタビュー

  • 2025.10.3

9月11日、駐日韓国文化院と韓国コンテンツ振興院(KOCCA)による『K Drama & Music Selection Week 2025』の「Kドラマ上映会」が東京・新宿の駐日韓国文化院ハンマダンホールにて開催されました。なんと、このイベントのために韓国からスペシャルゲストが来日。「話題作にはこの人アリ!」と言えるほど、数々の作品で重要な役どころを演じる名バイプレーヤーとして韓国ドラマファンにはお馴染みの俳優チョ・ハンチョルさんが登壇しました。終始ファンのみなさんと盛り上がった第一部公演のレポートとともに、素敵なあの人編集部の独占インタビューをお届けします。

駐日韓国文化院で開催! Kドラマの魅力を紹介するイベント 「Kドラマ上映会」では厳選した話題の2作品を上映

この日の第一部公演では、チョ・ハンチョルさんも出演しているドラマ『四季の春~恋めぐる僕らの季節~』と、ドラマ『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』のダイジェストが上映されました。

ドラマ『四季の春~恋めぐる僕らの季節~』

©FNC / 「四季の春」日本語版製作委員会 Leminoで好評配信中。

ドラマ『四季の春~恋めぐる僕らの季節~』は、主人公の人気K-POPアイドルバンドのメンバーが、とある事件を起こし、謹慎処分で大学生活をスタート。そこで出会った3人の恋と友情、挫折と再生を描いた青春ロマンチックコメディ。チョ・ハンチョルさんはそのバンドの事務所の代表役として登場するので是非チェックしてください♪

ドラマ『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』

© SBS 『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』各動画配信サービスで配信中

『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』は、チャン・ナラ演じる離婚訴訟を専門とするスター弁護士とナム・ジヒョン演じる新人弁護士が、夫婦のトラブルに立ち向かうリーガルドラマ。問題解決の裏側で繰り広げられるプライベートでの恋愛模様や、親子愛にも注目したい作品。

チョ・ハンチョルさん登場に大歓声!

上映が終わると、この日のMCを務めるNICE73さんの案内でチョ・ハンチョルさんがステージに登場しました。「こんにちは。私は韓国の俳優チョ・ハンチョルです」と日本語であいさつすると会場からは大きな拍手が。その歓迎ぶりに「…それしか言えないです(笑)」と照れた笑顔を見せました。MCから「ファンからはキューティープリティハンチョルキティーと呼ばれているそうですね?」と尋ねられると、さらに笑顔を覗かせました。

これまでに8回ほど来日されたことがあるというチョ・ハンチョルさん。前回は昨年だったそうで「東京で、Netflixドラマ『匿名の恋人たち』で女優のハン・ヒョジュさんがいらした現場で、俳優のソン・ジュンギさんの撮影があり、そのとき僕自身の撮影は無かったんですが、一緒に遊びに来て撮影現場を見学しました」と、俳優ソン・ジュンギさんとの仲の良さが伝わるエピソードを教えてくれました。

ドラマ『ヴィンチェンツォ』(2021年)、ドラマ『財閥家の末息子』(2022年)、映画『ロ・ギワン』(2024年)に続いてFODで配信される最新ドラマ『マイ・ユース(My Youth)』で共演してきた2人。「彼とは4回共演してとても親しく、家も行き来していて今年はイタリアの家にも遊びに行ってきました」とプライベート秘話も明かしてくれました。

MCから日本の好きな食べ物を聞かれると「昨日は牛カツを食べました。それから山芋でつくるおかず(とろろ)が好きです」と回答。続けて「あと生ビールも!すご~い♡」と日本語でこたえると、そのキュートなコメントに会場もほっこり。

続いて、『四季の春~恋めぐる僕らの季節~』の主演キャストのハ・ユジュンさん&イ・スンヒョプさんからサプライズでビデオレターが届き会場に映像が流れました。MCから、「映像を見ている様子がお父さんのようなやさしい表情でしたね」と言われると「イ・スンヒョプさんは前作のドラマ『となりのMr.パーフェクト』で僕の息子役でしたので」とさらに優しい表情で語りました。

出演作は130作品以上! 今回の上映作についてもコメント

MCから「これまでどれくらいの作品に出演されてきたのですか?」と聞かれると「昨年ちょうど数えてみたんです。130作品くらいありました」とその本数の多さに会場からは感嘆のどよめきが起こりました。そして、この日上映されたドラマ『四季の春~恋めぐる僕らの季節~』で演じたエンタメ事務所の代表役についても教えてくれました。

「僕の役は、今映像に出てきた2人をすごく苦しめるキャラクターなんです。本当にたくさんのものを持っている人物なんですけど、たくさんのものを持っているのであれば幸せになるべきところなんですが、それを守るために自らどんどん不幸に陥っていくという、とてももどかしいキャラクターです。僕が思うに、おそらくとても欲深い人物像なのではないかと思いました。彼が成功していく過程において、本当に大変な思いをしながらのし上がっていった。そしてそれを守らないといけないのでとても欲深くなってしまった。そういうキャラクターだと思います」

そんな難しい役を演じるにあたっては、「キャラクターをつくるうえでは本当に気を使ったところですが、僕が演じたキャラクターというのは成功を収めた人物。いつも忙しくて、毎瞬毎秒で何かを決めないといけない人でしたので、動き自体を素早くするようにしましたし、セリフも早く、鋭くしようと考えました」と役づくりについても教えてくれました。

今回演じた役は「悪役」。「悪役を演じるときに、それを演じる俳優自らが『この人は悪い人だ』と思いながらアプローチをする俳優はいないと思うんですね。そのような悪いことをするには理由があると思うんです。なので悪役を演じる俳優は、自分が演じる悪役にも愛情を持つようになります。だから悪い人だと思いながらは演じないですね。僕自身も『なんでそうなんだろう?』と理由を探しながら演じました」と、興味深い役へのアプローチの仕方も語ってくれました。


続いて、『グッド・パートナー~離婚のお悩み解決します~』についてMCから「ご自分がキャスティングされたらどんな役になると思いますか?」と聞かれると「そうですね、せっかくなら主人公?(笑)」とニッコリ。そしてこのドラマの弁護士役のように、専門用語が多い役について「すごく大変です。もし僕がそんなキャラを演じるとなると、台本を何度も毎日繰り返しますね。僕たちが普通に話をするときは、何を話すかなど考えずに努力せず言葉が出ますよね。演じるときもそのように自然とセリフについて考えることなく言葉がスッと出るようにするためです」とコメント。それを聞いて、会場のファンのみなさんも今後チョ・ハンチョルさんがこうした専門用語が多い役柄を演じるのが楽しみな様子でした。

Q&Aのコーナーがスタート!

あらかじめ募集した質問に答えてもらうコーナーがスタート。ファンのみなさんの目線で寄せられた質問はどれも気になるものばかり。この貴重な機会に興味深いお話がたくさん聞けました! Q.いい役から悪い役まで様々な役を演じられていますが、演じ分けのコツや意識していることはありますか? A.今まで様々演じてきましたが、「こうしよう」と思ったからと言ってすんなり変わることはできないじゃないですか。僕は体の使い方や外見に気をつかうようにしています。この方がどんな人生を送ってきたのか、生きてきた生き様を考えると「おそらくこの人はこう歩くだろう」とか、「こういう姿勢やこう言うジェスチャーを取るだろうな」と思って演じていくと自然と気分が変わっていきますし、声も変わっていきます。なので僕は体を通してそういう問題を解決しようと努力しています。例えば、普段半ズボンを履いて歩いているときと正装をしているときで気分が違うじゃないですか。それと同じようなものです。

ドラマ「ヴィンチェンツォ」では、韓国最大の法律事務所の代表役を演じた。Netflixシリーズ「ヴィンチェンツォ」独占配信中

――このように役づくりして特に印象に残っている役はありますか? みなさんがたくさん愛情を注いでくれたドラマ『海街チャチャチャ』(2021年)のオ・ユン役では衣装にすごく気を使いました。家で色々と考えて衣装チームと相談して、あのイメージを作り上げていきましたね。   Q.どんな大ヒットドラマにも必ずというほど登場している名バイプレーヤーのチョ・ハンチョルさんですが、「この俳優には敵わない」と思う俳優さんや、憧れている俳優さんは誰ですか? A.演技は戦いではありませんので勝ち負けというのはないのですが、僕自身がとても尊敬していて憧れているのはチェ・ミンシクさんです。みなさんご存知ですか? いくつかの作品をご一緒しましたが僕が本当に尊敬をしている先輩です。スペクトラム(領域)が本当に広い俳優さんなんです。例えばちょっとみすぼらしい屋台にいるとそれがぴったり似合うし、格式ばった場に行くとそれもぴったりと似合う。日頃からそういうところに自然と馴染む方なんです。見かけはちょっと怖そうに見えるかもしれませんが(笑) 新人さんにも優しいですし面倒見良い方なんですよ。  

悪役を演じるときは、自分が演じる悪役にも愛情を持つのだそう。Netflixシリーズ「ヴィンチェンツォ」独占配信中。

Q.今まで演じた中で自分に一番近いと思う役は? A.どのようなキャラクターを演じていても、人間というのは自分の中にいろんな姿を持っているじゃないですか。なので僕自身もどんなキャラクターを演じているとしても僕自身が持っている様々な姿のなかの何かを取り出してそれを使っているんですね。なので、ほとんどが僕自身に似てると思います。ですが、ドラマ『四季の春~恋めぐる僕らの季節~』で演じたキャラクターは僕からちょっと遠いかなと思いますけど(笑) ドラマ『となりのMr.パーフェクト』で演じた父親役は僕が家にいるときの感じですね。

娘が「世界一のトッポッキ」と称賛する、軽食店を営む父役では、娘想いのやさしい雰囲気が印象的。
Netflixシリーズ「となりのMr.パーフェクト」独占配信中。

――娘さんがいらっしゃいますが、娘さんにあの様にスイートなお父さんなんですね? 娘よりも僕の方がスイートだと思います。僕はハグとかしてあげたいんですけど、させてくれないんです。僕のことをすごく苦しめるんです。(笑)

最後はファンの方も参加してゲーム!「一瞬も見逃すなゲーム」

『四季の春~恋めぐる僕らの季節~』で起こる交通事故の場面から「前を見て一瞬を見逃さないことが重要」ということで始まったのは、その名も「一瞬も見逃すなゲーム」。すき間を開けてパーテーションが並べられ、その隙間をアイテムが飛び交いそれが一体何だったのかを当てるゲームということで、客席から抽選で選ばれた3名の方が登壇してチョ・ハンチョルさんと一緒に挑戦しました。

黄色がヒントになった1つ目は比較的簡単だった「バナナ」、2つ目は「にんじん」。3つ目は会場からも少し考える様子が伺えた「じゃがいも」、4つ目はチョ・ハンチョルさんが「パプリカ」と正解を出し、5つ目は小さくて難しかったものの、チームみんなで「いちご」と回答し正解を当てました。「リハーサルのときの方が難しかったですね(笑) でも、このゲームは面白いですね」と、ご機嫌な様子のチョ・ハンチョルさん。結果、見事に全問正解を繰り広げ会場は大いに盛り上がりました。そして一緒に挑戦した参加者の方には握手とプレゼントが贈られました。

寂しがり屋な一面も「休みの日の過ごし方」

MCから「休みの日の過ごし方」を聞かれると「僕はひとりで時間を過ごすのが出来ないタイプで、誰かと必ず会うようにしています。誰かに会うとエネルギーがチャージされるんです」と、ちょっと寂しがりやな側面も見せてくれました。「俳優同士で集まってお酒を飲むと演技の話をしますけど、それ以外はみなさんと同じです。本当にとりとめのない話をします」

お酒飲んでいる演技も有名なチョ・ハンチョルさんですが意外とお酒は弱いのだとか。「僕はお酒は弱いほうですね。少し飲むだけで酔っ払います。ウイスキーを1杯飲むだけで顔が真っ赤になってしまいます。お酒に酔うシーンの撮影があるときのことなんですが、その次のシーンがとくにないときは本当にお酒を飲むことがあります。そうするとより自然になるので、本当に飲んで演じることもあるんですよ」と、撮影秘話も明かしてくれました。どの作品のどのシーンのことかファンのみなさんは気になる様子でした。

最後に会場と記念撮影に臨んだチョ・ハンチョルさん。「海外にまで来てこんなに大勢の方が来てくれるとは思っていなかったので、みなさんに会うことが出来て本当に幸せです。このような機会を頂き本当にありがとうございます。ドラマ『マイ・ユース(My Youth)』の放送も始まりました。みなさんたくさんの声援お願いします!」とコメントすると、最後は日本語で「ありがとうございました」と感謝を述べ、ステージを去っていきました。

素敵なあの人編集部がチョ・ハンチョルさんを独占インタビュー!

――俳優としてご自身が大事にしていることはありますか? そうですね。大切にしていることが多すぎて悩みますが、やはり一番は「どこでも自然に馴染む人」になることでしょうか。山のように水のように、景色に溶け込み、どこであっても元々そこにいたような人になれることを心がけています。 ――ほとんどの話題作に登場なさっていて、作品ごとに様々な役を演じ分け、同じ俳優さんとは思えないほど圧倒的な演技力でファンのみなさんを魅了されています。役づくりにおいて、準備するうえでルーティンにしていることなどはありますか? 演じる役柄の人がこれまでにどんな人生を歩んできたのかということを考えるようにしています。その人物の過去の歳月があるわけじゃないですか。それは台本には書かれていないことですが、その人のこれまでがどうあったか、それでどんな思考になったのか人物像を自分なりに分析していくんです。そのためには文字に書きだすこともありますし、関連事項について勉強することもありますね。 ――最後に日本のファンのみなさんにメッセージをお願いします。 今日みたいにたくさんの方にお集まり頂き、本当にありがたいなと思いました。これからももっともっと韓国ドラマをたくさん愛して頂けたら嬉しいです。また、今後もみなさんに直接お会いできる機会をつくっていけたらなと思います。

素敵なあの人編集部のおススメ! チョ・ハンチョルさん出演作3選

秋の夜長には韓国ドラマ観賞がおススメ♪ ということで、チョ・ハンチョルさん出演の人気出演作を編集部がピックアップしました。幅広い役どころを見事に演じ分ける姿は必見! 実力派の名バイプレーヤーがいてこそ主人公がより一層活きるんだなと実感させられる作品たちばかりです。上映会で上映された2作品と併せて、是非チェックしてみてください。

「ヴィンチェンツォ」

Netflixシリーズ「ヴィンチェンツォ」独占配信中

組織の裏切りで韓国に来たイタリアンマフィアの弁護士 ヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)。ソウル市内の雑居ビル「クムガプラザ」に隠されている大量の金塊を入手するため動くのだが、「クムガプラザ」は、巨大企業バベルグループ傘下のバベル建設の手に渡ってしまう。「クムガプラザ」を取り戻すべく、住人や弁護士チャヨン(チョン・ヨビン)の協力の元、バベルグループに戦いを挑む。ヴィンチェンツォは、マフィアとしての正義を貫くべく敵をとことん苦しめたうえで地獄に送っていく。

「海街チャチャチャ」

Netflixシリーズ「海街チャチャチャ」独占配信中

ソウルに住む歯科医ユン・ヘジン(シン・ミナ)は職を失い、失意の中、思い出の地である海辺の町コンジンへやってきた。そこで待っていたのは様々なハプニングと「ホン班長」と呼ばれる変な男 ホン・ドゥシク(キム・ソンホ)との出会いだった。この地で歯科医院を開業し、慣れない田舎暮らしで住民たちと交流を深めていく。

「となりのMr.パーフェクト」

Netflixシリーズ「となりのMr.パーフェクト」独占配信中

世界的に注目される若手建築家のチェ・スンヒョ(チョン・ヘイン)とぺ・ソンニュ(チョン・ソミン)は幼馴染み。2人を含む友人の母たちも親友で、いつも4人組で子供達の話をする関係。人生をやり直そうともがくソンニュが韓国に帰国し実家に戻ると幼馴染みのスンヒョに再会。思いがけずお互いの人生に深くかかわるようになり…。

チョ・ハンチョルさん PROFILE 1998年に演劇『ワンルーム』で俳優デビュー。2000年にイ・チャンドン監督の映画『ペパーミント・キャンディー』で映画デビュー。『哭声/コクソン』(2016年)『白頭山大噴火』(2019年)などに出演。2009年ドラマ『アイリス』に出演し、一気にドラマ界に進出。近年はドラマ『ヴィンチェンツォ』(2021年)、ドラマ『海街チャチャチャ』(2021年)、ドラマ『財閥家の末息子』(2022年)など数えきれない作品に出演する実力派俳優。

イベント概要 イベント名:K Drama & Music Selection Week 2025「Kドラマ上映会」 大阪:2025 年9月9日(火)~10日(水)各日2回/大阪工業大学 梅田キャンパス 常翔ホール 東京:2025 年9月11日(木)~12日(金)各日2回/駐日韓国文化院ハンマダンホール 観覧方法:観覧無料(抽選招待制) 主催:駐日韓国大使館 韓国文化院、韓国コンテンツ振興院(KOCCA) 協力:駐大阪大韓民国総領事館 韓国文化院、韓国コンテンツ事業者協議会(KCBA) 制作/運営:ぴあ株式会社/合同会社JJ Bliss 公式ホームページ:https://kdramaweek.com/

画像提供/駐日韓国大使館 韓国文化院、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)

この記事を書いた人 加藤文惠

韓国エンタメ大好きライター。これまで雑誌やWEBなど様々な媒体でK-POPアイドルのコンサートやショーケース、韓流ドラマ俳優のファンミーティング、韓国エンタメのイベント、インタビュー、などを執筆。

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