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イ・シニョンが新ドラマでカン・テオのいとこ役として廃位された王子に挑む

  • 2025.10.1

イ・シニョンが『この川には月が流れる』(原題)で風流を楽しむ放蕩王子に変身する。韓国MBC新ドラマ『この川には月が流れる』側は、イ・シニョンのスチール写真を公開した。

『この川には月が流れる』は、笑顔を失った世子と記憶を失った行商人が“魂のチェンジ”によって織りなす、易地四肢(立場を入れ替える意)のロマンス・ファンタジー時代劇である。

(写真=韓国MBC)

イ・シニョンが演じるイ・ウンは、王世子イ・ガン(演者カン・テオ)の従弟であり、かつては世子であったが、ある事件により廃位された王子という役どころだ。権力への欲はなく、現実を受け入れて気ままに暮らしている。

しかし一度は王の嫡子であったため常に警戒され、心の奥底には孤独を抱えている人物でもある。寄りかかる場所もなく、ひとりで寂しさを飲み込んできた彼の前に、どのような新しい運命が広がるのか注目される。

(写真=韓国MBC)

公開された写真には、木に腰掛けてのんびりと本を読んだり、街中で人々に囲まれたりと、王子らしからぬ自由な日常を楽しむイ・ウンの姿が収められている。

しかしその表情にはどこか哀愁が漂い、憂いを帯びた瞳や笑みを見せない顔つきが、見る者の好奇心と切なさを同時に刺激する。外見の余裕の裏に空虚を隠した彼の物語に、関心が集まっている。何より、このイ・ウンの複雑な内面を繊細に描き出すイ・シニョンの演技に期待が高まる。

これまで彼は、端正な顔立ちの寡黙な北朝鮮兵から、愛ゆえに運命の渦に巻き込まれる誠実な両班まで、多彩なキャラクターを演じてきた。今回、どのような活躍を見せるのか目が離せない。

韓国MBC新ドラマ『この川には月が流れる』は、10月31日夜9時50分より初放送される。

(記事提供=OSEN)

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